みなさんは英会話の先生を選ぶ際、日本人教師にしますか? それとも外国人教師にしますか? きっと多くの方が英語を母語とするネイティブのほうがいいと思い、外国人教師を選ぶことでしょう。
しかし日本人教師による英会話レッスンには、外国人教師のレッスンにはない数多くの利点があることを、みなさんはご存知でしょうか?
その利点は、ネット調査会社・gooリサーチによるアンケート結果を見れば分かります。そこには、日本人教師が持つ良さが多く記されており、これから英会話教師を選ぶ上で非常に役立つものとなるでしょう。以下が、その気になるアンケート結果です。
【ベスト5】日本人の英会話教師に学んで良かったことはこの中のどれですか?
1位 わからないところを日本語でも質問できる 100%
2位 日本人の弱点をわかっているので悩みが共有できる 43.1%
3位 文法、言い回しなど日本人の間違えるポイントを集中して教えてくれる 37.7%
4位 日本語独特の言い回し(ニュアンス)でも的確に英語表現を教えてくれる 29.6%
5位 英語が聞き取りやすい 24.6%
※右の数字は、全体のうち何%の人がその選択肢を選んだかを表しています
※上の画像が、このアンケート結果をグラフ化したもの
ここで特筆すべきことは、2位の「日本人の弱点を~」と3位の「文法、言い回しなど~」です。外国人教師は幼い時から、当たり前のように英語を話しており、英語をマスターする苦労というものを知りません。
その点、英語習得の苦労の道を歩んできた日本人教師たちは、生徒たちがどんな壁にぶつかり、どんな課題を抱えているかを、自分のことかのように察することができます。よって日本人教師の方が、より自分の悩みを理解してくれた上で、英語を教えてくれるという利点があるのです。
【ベスト5】外国人教師に英語を教わって困ったことはこの中のどれですか?
1位 英語でわからないところを英語で質問ができない 100%
2位 日本語が通じない 84.6%
3位 「R」や「L」の発音など日本人独特の悩みが伝わらない 44.1%
4位 なまりかなと思う発音の教師がいる 43.1%
5位 日本語独特の言い回し(ニュアンス)の英語表現は教えてもらえない/伝わらない 42.6%
※右の数字は、全体のうち何%の人がその選択肢を選んだかを表しています
2位の「日本語が通じない」というのは、英語を話さなければならない状況を意味するので、ある意味、いいことだとも言えます。しかし5位の「日本語独特の言い回し~」は確かにつらい。
たとえば、今よく使われている日本語「空気を読む」を英語でなんて言うのか質問しようと思っても、多くの人が「空気を読む」という言葉の意味をうまく説明できないでしょう。たとえ自分なりの言葉で説明できたとしても、「空気を読む」という日本独特の文化を理解してもらうことは、なかなか難しい。
そういう意味では、同じ文化のもとで育ってきた日本人教師の方が、日本語から英語に言葉を置き換える時に、非常に助かる存在といえるのです。
いかがだったでしょうか? 日本人教師たちに英会話を教わる良さが、分かって頂けたでしょうか? 「本物の発音が常に聞ける」や「相手の国の文化に触れられる」など、外国人教師に教わる良さも、もちろんたくさんあるのですが、それと同じくらい多くの利点を日本人教師は持っているのです。
英会話教室に通っている方は、きっとたくさんいると思います。もしあなたが通っているなら、日本人教師に関していろいろと聞いてみるといいでしょう。まだ英会話教室に通っていない方や、日本人教師に教わりたい方は、英会話の『イーオン』にはTOEICで満点を取っている日本人講師などもいるらしいです。
そういう日本人教師の質に、焦点を当てた教室選びもありなのかもしれません。それでは、みなさんの英語学習の健闘を祈っております! Good luck!
(文=トラ吉)
参照元:research.goo(http://bit.ly/VPLN)
▼外国人教師に英語を教わって困ったことは、この中のどれですか?
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