あつい……暑いです。あつーいことで有名な群馬県館林市では早くも気温39.1度を記録。7月19日には東京都心でも35度を越える猛暑日となりました。

年々暑くなっている感もありますが、近年では環境対策や節電のため、電気を使わず涼を得る日本古来の知恵が見直されています。「打ち水」なんかがその代表例です。

打ち水というのは朝夕の涼しいうちに地面に水をまいておくと、地面の温度が下がり涼しさを感じるというもの。扇風機やエアコンがない時代から暑い夏に涼を得る方法として親しまれてきました。

この夏「打ち水美容」を提案しているのはスキンケアブランド『草花木果』が展開する「夏ひんやりセット」です。こちらは同ブランドのベストセラー「透肌ジェルマスク」と「清涼ひきしめ水」のセットです。

打ち水のようにひんやりと冷やしてひきしめつつ、肌がほしいうるおいをチャージするというもの。暑さにほてって、ドロドロ、毛穴が開きがちな夏には嬉しいですね。

サイト『草花木果堂』で紹介されているのは打ち水美容だけではありません。日本で昔から親しまれている「暑い夏を賢く乗り切る方法」がいくつか紹介されています。

たとえば

「扇子であおぐときは下からあおぐ」
「水でぬらしてかたく絞ったてぬぐいをかぶるとヒンヤリ! 首に巻いても涼しい」
「甘酒は夏場にかかせないエナジードリンク」
「薄荷(ミント)は清涼感だけでなく血行促進の効果も」

などなど。伝統的な方法で涼をえる方法が紹介されています。

また、これらと並んで涼むための方法は「氷」です。冷凍庫もない時代に氷ってどういうこと? 中の温度は0度~3度と日本一涼しい洞窟・富士山麓の「鳴沢氷穴」では今でも天然の氷が存在するそう。

見ているだけでもひんやり涼しくなっちゃいますが、『草花木果堂』では鳴沢氷穴を含む「夏のひんやり洞窟ツアー」への招待キャンペーンも行っているそうです。

まさに自然の冷蔵庫。へーっ! 日本国内にこんな場所があるんですね。氷穴にしろ、夏を快適に過ごす知恵にしろ、エアコンや便利なものに頼りすぎて見過ごしているのかもしれません。古来からの知恵を一度見直してみてもいいかもしれませんね。

(文=おおさか もぐみ)

参考リンク:草花木果堂 (http://goo.gl/s7qb9