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これからみなさんにご覧いただく写真は、決して合成写真ではありません。かなりの刺激を伴うので、心臓の弱い方、特に高所恐怖症の方は見ないほうが無難でしょう。

それではいきますよ。用意はいいですか?

ご紹介するのは、韓国・ソウルの弘益大学校博士課程に籍を置くフォトグラファー、Ahn Junさんによる衝撃的な作品『Self-Portrait』。ニューヨークや香港の高層ビルから思いっきり身を乗り出した状態で撮影された写真は、どれをとっても背筋が凍るものばかり。見ているだけで思わず足がすくみ、震えてしまうこと必須なのでありますっ。

華奢な体ひとつで、落ちるか落ちないかギリギリのライン、いわば生と死の間にひとり佇む、Ahnさん。地上数十メートルの高さから足を投げ出し、ブラブラ。これだけでもヒヤヒヤものなのに、あげくの果てには窓の外側(!)に立って、こちらをうかがうようなポーズまで披露。もう、もういいから……早くそこから離れて……!

命綱や安全ベルトの類はよほどの時を除いてほとんど使わない、と話すAhnさん。元々高いところがお好きなのでしょうか……でもこの状況、どれもフツーに危ないよねぇ。

自らの体を使って表現するその根性、そして苦悩や苦労を一切感じさせないポーカーフェイスに、ただただ驚愕しっぱなし。しつこいようですが本当に刺激が強いので、ご覧になる際にはどうかくれぐれも、心の準備を忘れずに。

(文=田端あんじ)
参考元:Ahn Jun

▼どうして平気でいられるんですか……?

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A self-portrait of Jun Ahn

A self-portrait of Jun Ahn

A self-portrait of Jun Ahn at night

A self-portrait of Jun Ahn in New York

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