乳幼児がかかりやすいといわれる、「ロタウイルス感染症」ってご存じ? 知らないママは、このアンケート結果をしっかりチェックした方がイイかも。
日本最大級の女性の口コミサイト「ウィメンズパーク」の女性と子どもの健康コーナー「ここからげんき」では、「ロタウイルス感染症」とその予防接種について、3歳11カ月までの子どもを持つウィメンズパーク会員1499名にアンケートを実施しました。
その結果、「ロタウイルス感染症」について、ほとんどのママが「知っている」と回答。「どのような疾患か知っている」61%、「名前は知っている」35%となり、ママの認知率は96%でした。
次に、ロタウイルスの予防接種を知っているかどうか質問したところ、こちらもほとんどのママが知っていると回答。特に、1歳~1歳6カ月未満の子どもを持つママの熟知率が高く、「どのようなワクチンか知っている」と答えた割合が78.4%でした。
ところが、このワクチンには『接種期限』があるということを知っているママは半数以下。「接種完了時期(生後24週あるいは32週)が決まっていることを知っている」と答えたママは41%で、残りの6割のママは知らないということが判明。
また、「飲むタイプのワクチンだと知っている」と答えたママは34.6%、「日本では2011年11月から接種が可能になったと知っている」と答えたママは25.5%でした。お医者さまやママ友から情報は得ているものの、詳しい知識まではあんまり浸透していない実態が浮き彫りになりました。
では、ロタウイルスの予防接種を希望するママはどれぐらいいるのでしょうか。「新しく始まったワクチンだから効果・安全性などが心配」(神奈川県・30歳のママ)といった声がある一方、過半数のママが「予防接種を受けさせたい」と考えていることが明らかに。
中でも、6カ月未満の子どもを持つママは意識が高く、「前向きに検討したい」と「接種したい」を合わせると6割を超えました。受けさせたい理由は、「重症の胃腸炎に対して90%以上の予防効果があるから」34.9%、「WHOは地域に関係なく、世界中の赤ちゃんにロタウイルスの予防ワクチンを奨励しているから」25.6%など。
実際に、ロタウイルス感染症を経験したママからは、次のような声があがっています。
「もうかかってほしくない! 小さい体で激しい嘔吐や下痢、便はだんだん白くなるし、熱も高くて苦しそうで……」(東京都・28歳のママ)
「とにかくすごい下痢で、消毒を根気強くやっても、一家全員、実家の両親にもうつってしまいました」(福岡県・37歳のママ)
「脱水を起こして衰弱しきっているわが子を見ているのは辛かったです」(北海道・31歳のママ)
子どもがかかると、ほかの家族にもうつってしまう可能性があるロタウイルス感染症。家族みんなの健康のために、予防接種について話し合ってみては?
(文=夢野うさぎ)
参照元:ウィメンズパーク
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