2013-04-07 20.08.00

2010年の登場から瞬く間に世界中に広まった感のあるInstagram。今やアメリカの若者たちの間では、フェイスブックをしのぐ人気SNSに成長しているそうです。その秘訣は、何の変哲もない写真を手軽に「イイ感じ」にしてくれる便利なフィルター機能。

皆さんは、20種類もある中からどのフィルターを選ぶか迷った経験ありませんか? おそらく感覚で選んでいる人が大半のはず。でも「どのフィルターを選ぶかでアナタの性格が分かる」と言われたらいかがでしょうか?

ご紹介するのは、海外マーケティング・サイトに掲載されていたインフォグラフィック。「コラム・ファイブ(Column Five)」という会社が制作したものです。

「使用フィルターが告げるアナタの性格」として、人気の上位10種類のフィルターがキャプション付きで紹介されているのですが、その内容がシニカルでとっても面白いんです。笑いつつも身につまされる方も意外と多いかもですよ!

■第1位 NORMAL(43%)
アマチュア、もしくはプロ?
ノーマル、つまり「フィルターなし」を使う人は、まだスマホに慣れていないアマチュアが多いはず。でもひょっとしたら、他のアプリで上手く撮った写真をちゃっかり「無修正」っぽく見せているプロの可能性も……。
2013-04-07 19.29.15

■第2位 EARLYBIRD(10%)
レトロっぽいの大好き

レコードプレーヤーなどノスタルジックなものを被写体に選ぶ傾向あり。モダンな物にはわりと批判的なので、このフィルターで色を抑えてレトロポップに仕上げたくなるようです(ウェス・アンダーソン風)。
2013-04-07 19.29.24

■第3位 X-PROⅡ(8%)
楽観主義者

世の中を人より明るく見ている元気っ子なだけに、他人にも「そう見てほしい」と願う側面が。「雨の日だって素敵よ。フロントガラスに弾ける雨つぶを切り取って ”イイ感じ” のデスクトップにしちゃえ!」
2013-04-07 19.29.59

■第4位 VALENCIA(5%)
まぶしがり屋さん

ひょっとして二日酔い? かどうかは別として、このフィルターを使う人は「外した感じ」が好みのよう。彼らのスナップのかなり適当な構図はわざとなのか……、一体どこを見てほしいのか分かんないんですけど。
2013-04-07 19.30.06

■第5位 RISE(4%)
ものぐさアーティスト気質

写真を上手に撮る技術を勉強するのも、全部のフィルターを試すのも面倒くさい。でも、自分の写真は良く見せたい。そんな「お手軽な自己主張」への答えがこのフィルター。スクロールしなくても選べるのがRISEです。
2013-04-07 19.30.23

■第6位 HEFE(4%)
色味大好きっ子

なんでもビビッドな色にしないと気が済まないようです。なんでもない捨てられたビーサンだって、色を引き締めれば「カワイくない?」。でも彼らの ”夕陽の写真” には要注意。まぶし過ぎるからやめて欲しいです。
2013-04-07 19.30.31

■第7位 AMARO(4%)
夜型人間

このフィルターを多用する人は、ひきこもりかパーティー好きかのどちらか。いずれにしても明るい場所で撮影するのが苦手のようです。バーなどでの薄暗い写真も3%明るく見せてくれるから便利ですが、もっと外に出た方がいいですよ。
2013-04-07 19.30.40

■第8位 HUDSON(3%)
冷めてる人

彼らにとって、世の中はちょっと「浮かれすぎ」。大げさな色も明るさも主義に反するのでこのフィルターでカットオフ。「今この本読んでるの。ま、関係ないけどね」的に硬派な文芸作品などをスナップするのに最適です。
2013-04-07 19.30.49

■第9位 BRANNAN(3%)
アート専攻

アーティストを目指している、もしくはそれに挫折した人の可能性大。とにかく「人生はアートだ」的な視点で、いかにつまらない被写体もドラマチックに見せたがる傾向あり。
2013-04-07 19.30.56

■第10位 NASHVILLE(3%)
クールな人

懸命になりすぎない生き方を好む彼らは、いつだってクール。もちろん写真もクール。もともと上手い写真をフィルターで際立たせる術も知っています。 「ガッツかずにサラリと良い位置をキープする」のが彼らのクールなやり方。
2013-04-07 19.31.07

いかがでしたでしょうか。うがった見方をしなくても、これを知っているとまたInstagramが楽しくなるかも知れませんね。

(文=黒澤くの)
参照元:marketo.com