chair

Twitter上で、あるイスが話題になっています。どんなイスかというと、人間とイスのハイブリッド、というめちゃめちゃシュールな仕様なんです。そう、まるで江戸川乱歩の『人間椅子』みたいな……。

これは、アメリカ人アーティストのJamie Isensteinさんの作品で、2006年に制作されたもの。本来であれば、前後2本ずつ、計4本あるはずのイスの脚が、後ろに2本しかついていません。イスだけで、立たせることは不可能というワケ。

でもね、このままじゃあ、座れないじゃあないか! というのは早合点。このイスは、「イスの上」に座るのではないのです!!!!! じゃあ、どこに座るのかというと、イスの中に入っちゃうんですね、はい。

自らイスの中に入り、座面の穴から脚を出せば……自分の脚がイスの前脚の代わりになって、人間椅子が完成いたしますぞ! 背もたれの部分から、手を出すこともできるみたいだし、何かと便利よね。

ただ、顔がイスの中にすっぽり入ってしまっているから、もしかすると周りが何も見えないかもしれず、ただイスのふりをしているしかないという状況かも。手を動かせるからといって、飲み物も飲めないわよ、たぶん。

ひたすら座る人が現れるのを待ち、座った人の温もりだけを感じるなんて、まさに『人間椅子』の世界じゃない? リアルに人間椅子を体験した人に、ぴったりですな!

(文=夢野うさぎ)
参照元:andrewkreps.com
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]