たとえば今、余命を宣告されたとしたら、あなたはどうするでしょうか。絶望する? それとも、その日までできる限りのことをしよう、とポジティブにとらえる?
本日ご紹介するのは、自分が死を迎えるその日までカウントダウンしてくれる時計、『Tikker』。時計に目をやるたびに、あなたがあと「何年何カ月何週間何時間何分何秒」生きることができるか知ることができる逸品です。
資金調達サイト『Kickstarter』で現在出資者を募集している同アイテムは、開発者フレドリック・コルティング氏曰く、「幸せになれる時計」とのこと。
なぜなら、「自分の死期を知っていれば、それまでやりたいことを好きなだけやって、精一杯生きることができるから」、だそう。冒頭で述べた、ポジティブな思考ですね。
自分が死ぬ時期、それを知るためには、事前に様々なことを時計に登録しておく必要があります。体重や病歴、喫煙はしているかなど生活習慣全般について。これらのデータから推測される余命、そこに合わせて、時計がカウントダウンを開始する、という仕組みみたい。ちなみに同アイテムは、「時間を知らせる」という普通の時計としての役割もまた、果たしてくれるんですって。
死を意識するからこそ、生を大切にできる。たしかにその発想はわからなくもないのですが、わざわざ死期を知りたいかといえば、個人的には知りたくないと記者は思うのですが、さてみなさんはいかがでしょうか。
賛否両論ありそうな同アイテム、興味のある方はぜひチェックしてみて。
(文=田端あんじ)
参考元:Kickstarter
▼残された時間が思いのほか短かったらショック
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