たとえば犬が、「飼い主さんに一緒にいてもらっている」と思っていたとしましょう。猫はこの考えとは対照的に、「一緒にいてあげている」と思っているらしいのです。知人にこの説を聞いたとき妙に納得した記者ですが、さて、みなさんはどう思われるでしょうか。
このように、猫に対する世間の評価は、「自由気まま」「媚びない」「クール」といったものが多く、実際彼らの行動を見ていてもそう感じること多々。「人間のご機嫌なんか取らず、とにかく自分のやりたいようにやる」、コレが猫の流儀のように思えます。
しかし、です。ニャンコさん曰く、「ニャにを言っているのニャ! 我々は人間への愛を、ちゃ~んと体で示しているではニャいか!」とのこと。
動画サイトYouTubeにその証拠映像がある、とのことなので、彼らの言い分の真相を確かめるべく、それでは早速観てみることにいたしましょう。
以下カッコ内は、記者が勝手に考えたニャンコさんの本音。
※「飼い主」のところを「好きな人」と置き換えてお読みください。
1 飼い主さんが仕事に行く時間を見計らって起こす
(本音を言えばついでにごはんが欲しい)
2 ごはんタイムまでは、BGMとしてセレナーデを歌う
(つまりは餌くれコールの大合唱)
3 飼い主さんを守るべく虫を捕獲してあげる
(ただ捕まえたかっただけ)
4 いつでも素敵でいてほしいので、毛づくろいして身なりを整えてあげる
(ただペロペロしたかっただけ)
5 トイレットペーパーなどで、とてもクリエイティブなアートを作成してあげる
(紙を見るともう我慢ができないし、気がついたら手が出ちゃっている)
6 飼い主さんが日々の雑用をとことん楽しめるよう、ベッドメイキング中は付き添ってあげることにしている
(お布団で遊ぶの、だぁいすき!)
7 いついかなるときでも、たとえ下着を脱いでいる最中であろうとも、片時も離れずに寄りそっていてあげる
(だってここ、飼い主さんのニオイがあるから安心だし、あったかいんだもん)
8 自分の姿が見えなくて飼い主さんが悲しまないよう、洋服に毛でマーキングしておいてあげる
(どうしたって抱っこしたら毛がついちゃう、ただそれだけのこと)
9 おかえりのお出迎えは、とにかく手厚く
(やった~餌もらえるぞ~、遊んでくれ~、ってか遊んでやってもいいぞ~)
10 でも最も重要なのは……一緒にいて楽しく心地よい関係性を作ること!
(だから毎日のスキンシップ絶対に欠かしちゃダメ、というわけで抱っこしなさい)
いかがでしたか? 猫はときに「小悪魔的で奔放な女性像」に重ねられることがありますが、この10項目を真似したらそのまま、彼が放っておけない女性になれるような気がする…….と思うのは、私だけかしら。
だって「相手が気持ちいいようにしてあげてるように見せかけて、実は自分が心地いいからやってるだけ」だなんて、押しつけがましさ一切なくて、小憎らしいけど逆に愛しいじゃないですかー!
とにもかくにも、勝手きままに動いているように見えるニャンコさんですが、実はこのような思いを抱えていた模様。てなわけで、今後はそんな思いを、どうか察してあげてくださいませ。
参考元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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