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愛犬の散歩をしていて、最初は元気いっぱいに出発したものの、帰り際には疲れて歩かなくなってしまい愛犬を抱えて帰宅したなんて経験ありませんか？　

今回紹介するわんわん運搬機は愛犬と一緒に遠出のサイクリングを楽しもう！　というちょっと変わった商品なんだけど、もしかしたらそんな時にも役立つのかしら？

【ドッグ・ラックとは？】

「FAIRDALE」という海外サイトで紹介されていた、自転車に取り付け式のDogRack（ドッグ・ラック）。画像ではオシャレな自転車の後輪側の荷台に出っ張るような形で、愛犬のお腹部分を抱え込むような湾曲がついている器具が取り付けられています。

気になるのが耐久性の部分だけど、画像ではコーギーなどの中型犬が乗せられていて、そこそこの重さには耐えられる様子。

【安全ベルトなし】

同サイトでは「ほとんどすべての犬や猫に使用ができる」とあるけど、愛犬が落ちないように胴体と器具を固定するような安全ベルトもなくて、安全面ではあまり期待できないかも……。自転車に乗り馴れていない愛犬さんだと、興奮した時に思わぬ事故にも繋がりそうだよね。

逆に乗り物慣れしている大型犬が小さな前籠に乗るのなら、こっちの方が安全ではあるけれど、知り合いのお宅の愛犬さんが自転車の前籠に乗ってお散歩していた時に「小さい頃から乗せていた経験があるからこそ安全に乗せることができる」と話していたし、実際には動物と飼い主さんにもそれなりのスキルが必要なのかも。

【ワンコかわいそう、という意見も】

ちなみに、ほかのサイトの書き込みでは「犬がかわいそう」「犬が幸せそうじゃない」と飼い主さんからは不評なご様子もあれば、「脱力感が笑える！」「欲しいけどうちの子だと大きさ的に厳しそう」など意見も様々。

確かに見た目のユニークさと発想は買うけど、実際問題実用可能かどうかで考えると、自分の大切な愛犬をこんなふうにぶら下げたいとは思えないよね。お腹部分の負担も結構ありそうだし、使用される方にはぜひともクッションを使用して欲しいところ。

乗ってるときのなんともいえない情けない表情は可愛いらしいけど、やっぱり自転車で飼い主さんと爽快なサイクリングよりも、犬的にはいつものまったりお散歩コースを行くほうが幸せ！　　疲れたときに飼い主さんがヒーヒーいいながらの抱っこだって愛情があれば最高なひと時なのかもしれませんね。

参照元＝FAIRDALE
執筆＝小池たらの子(c) Pouch

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