峰なゆかさん著、マンガ「アラサーちゃん 無修正」(扶桑社)を、みなさんはご存知でしょうか。
30歳、モテと自我の狭間で立ち位置を決めかねる主人公アラサーちゃん(巨乳)と、彼女を取り巻くリアルすぎる人間関係が、アラサー女子の心をこれでもかってほど鷲掴みに。かくいう記者も、かねてから同漫画、そして著者である峰さんの大ファンでございます。
そんな記者の元に、このたび朗報が。それは……「アラサーちゃん」テレビ東京でドラマ化決定の大ニュースっ!
主演はもちろん、作者の峰さんが「アラサーちゃんのモデルである」と公言している、壇蜜さーーーん!
アラサー女子ならば誰しも「あるある!」と頷き、アラサー男子ならば(おそらく)ため息しか出ないであろう、同作。内容はちょっぴりエッチ、オトナのための漫画なので、スタート時間も深夜0時52分と、やや遅めです。……そんなところも、個人的には期待大だよぉ!
ではここで、同作を知らなかったアナタのために、ドラマ鑑賞前に知っておきたい「アラサーちゃん豆知識」を4つ、ご紹介しておきましょう。
1 「アラサーちゃん」はアラサー女子のリアルな生態および本音を描いた、まさに「無修正」な漫画である
たとえば「超本気の高額勝負下着をつけるタイミングは、男性に見せるときではなく、温泉旅行時など、女性に見せるとき」。さらには「一緒に写る友人よりも小顔に見えるよう、技を駆使し合う」など、女性間で起こりがちな、静かなる闘いの描写。
加えて「階段を昇る際スカートを押さえるのは、見るんじゃねえよということではなく、とても見せられないから」なんてエピソードは、まさに女子あるある。そうなの、男性のみなさん、私たち女性がスカートを押さえる行為には、実はそういった意図が隠されているのですよ……。
2 人間関係が何気に複雑
主人公アラサーちゃんには、元カレ・現セフレのオラオラくんがいますが、実は文系くんのことが好き。しかし文系くんはアラサーちゃんの友人であり宿敵、ゆるふわちゃんのことが好き。そんなゆるふわちゃんは、実はオラオラくんと体の関係を持っている…..などなど、人間関係はなかなか複雑。
さらに他キャラクターも加わってきて、事態は「ビバリーヒルズ高校白書」も真っ青な状況になってはいるものの、展開自体は非常にあっけらかんとしている。この点が、同作が持つ稀有な魅力なのではないかと思われます。
3 登場するキャラクターたちが皆「周りにいそうな人」である
同作の素晴らしいところは、各キャラクターが皆、「こういう人、私の周りにもいる!」と思わせる点。たとえば、「自分のことをサバサバした女だと思っている、ツッコミがいつも痛い」サバサバちゃん、とかね。
しかもそれぞれのバックボーンを、漫画冒頭できちんと、超詳細に説明しているんですよねぇ。性格や年齢、現在の職業に加えて、年収や最終学歴まで記載されており、これがまたものすっごくリアルなの。
4 アラサー男子をぶったぎる1コマ漫画の切れ味がたまらん!
へ~、としかリアクションのしようがない「ゲイモテ自慢をする」男子に、「恋と性欲を一緒にしちゃう」系男子。また「男性は顔・乳・尻以外のパーツを選んだほうがカッコイイと思っているフシがある」など、見事なまでにぶった切りまくる様が、もう超爽快。
そのほか同作の魅力を挙げたらキリがありませんが、初級編としてはまあ、こんなものかしら。
ドラマ放映前に、もっと「アラサーちゃん」のことを知りたい。そう思ったあなたは現在発売中の「アラサーちゃん 無修正」および16日にリリースされた新刊「アラサーちゃん 無修正2」を読んで、初回放送日の7月18日深夜に向けて備えるべし! 特にアラサー女子のみんなは、必見だよぉ~!
参考:テレビ東京 , マンガ「アラサーちゃん 無修正」(扶桑社)
一部撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼この配役……漫画のまんまじゃん!!(番組サイトよりキャプチャ)
▼マンガも本当おもしろいのよ
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