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南アメリカの広大な大地に佇む、1人の男性。

手の中にあるスマホに夢中になっていると突然、体に鋭い衝撃が! どうやら何者かが「大事な部分」を殴りつけてきた模様。「なにしやがる!」と視線を向けるとそれは……なんと自分自身だった!?

南米を舞台に壮大な「自分との追いかけっこ」を繰り広げているのは、Ari Fararooyさん。動画サイト「Vimeo」によると彼、今年3月に同地をおよそ3週間1人旅したのだそうで、その際ちょっぴり、寂しさを感じてしまったみたい。

旅には友人が必要、というわけでできたのが、今回ご紹介する動画作品「Chasing Myself Around South America」。なるほど、1人旅は自分自身と対話するという点で絶好の機会でもあるわけですし、同作品はそれを具現化しているとも言える。そんな気がしますねぇ。

「マチュピチュ」などの観光名所をバックに、追いかけて追いかけて、一瞬姿をくらまされては、再び果てなき追いかけっこが続く。

果たして「襲撃を受けた自分」は、目の前をゆく「自分」を捕まえることができるのか。「襲撃を仕掛けた自分」は、逃げ切ることができるのか。そのラストは、ご自分の目でぜひ、確かめてみてくださいね。

参考元:Vimeo
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼シリーズ化してほしいわ