B級グルメの王様、たこ焼き。
白いトレーを受けとると、手のひらにじんわり伝わってくるぬくもり。ふたを開けると、たちのぼるソースの香り。ふんにゃりした柔らかい塊を、誰かと分かちあう喜び……お金で買える幸せって、あるよね。
そんな幸せの丸い玉を、ミニストップが串にしちゃったよ! ありそうでなかったこの形、これはアリなのか!? ナシなのか!? たこ焼き発祥の地と言われる大阪を中心とした関西圏の皆様に聞いてまいりました!
■ たこ焼き串とは
今回ミニストップが発売した『たこ焼き串』とは、たこ焼きが串に3つ刺さっていて、片手で食べられちゃうというもの。さらに斬新なのは、ソースとマヨネーズが外にかかっているのではなく、中に入っているところなんです。
この新しいスタイルのたこ焼きを試してもらった関西出身の皆様の意見は……
【タコが入った粉モンなら、なんでもアリ派】
・「子どもに食べさせるなら、ソースインなのはベタベタしなくていいかも(50代女性・三重県)」
・「3個は手軽やね(20代男性・大阪府)」
・「個人的には、もうちょっとダシが効いてる方が好き……(20代男性・兵庫県)」
・「あたしの好きなのはたこ焼きのトロトロ感やねん。でも、トロトロのたこ焼きを串に刺すのは無理やろうから、これはこれでアリ(30代女性・大阪府)」
・「しょうゆ味はないの? ソース入れなくていいから、しょうゆ味で食べさして(20代女性・兵庫県)」
アリ派の皆様は、「好みはそれぞれだけど、タコが入った粉モンというくくりの中に入れてよい」という結論でした。
【スタイルにこだわるナシ派】
「たこ焼きはな、トレーに入ってて火傷しそうなのを、ハフハフ言いながら食べるのがええんやないか! なんじゃあ、こりゃあ! 串なんか、おかしい!(60代男性・奈良県)」
「いらん、いらん! たこ焼きはな、○○がうまいんや。昔は△△もよかったけどな、味が落ちた……(30代男性・兵庫県)」
ナシ派の方々は、「たこ焼きは両手で食べる必要がある」、もしくは「○○のたこ焼き以外は認めない」という、だいぶこだわりをお持ちの方々。この「たこ焼き串」という新しいスタイルそのものがNGなのでした。
スタイルではなく味について全否定したのは、ただひとり。その理由はというと……「ダメ。俺、紅ショウガが大嫌いなの。紅ショウガが入ってるから、ダメ(40代男性・奈良県)」という、個人的に紅ショウガが苦手なだけだったのでした。これはもう、どうしようもないですね。
記者の感想は……アリでした。濃い味好きな記者としては、ちょっとくらいベトベトしてもいいから、カリッカリの揚げタコ焼きを、ドボンとソースに漬けてある串だと嬉しいな、と思いました。このへんはやはり、個人の好みの問題ですね。しょうゆ味が食べたいときなら、今のままでもアリアリです!
参照元=MINI STOP たこ焼き串
執筆=綾部 綾 (c)Pouch
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