現在も下町情緒を残す街、浅草――。先月18日、隅田川に架かる吾妻橋からほど近い場所にオープンしたのは「ネコカフェ MONTA」。
同店に足を踏み入れてまず驚くのは、カフェ顔負けのハイセンスな内装。テーブルからソファ、小物ひとつにいたるまで猫カフェのレベルをはるかに超えた店内は、オーナー・古川さんこだわりの空間だそう。そして、洒落た家具のすき間から顔をのぞかせる猫ちゃんたちは、看板猫のルナくん(マンチカン)をはじめ揃いも揃ってみな美猫。筆者の極楽指数、急上昇中。
今回がメディア初登場の「ネコカフェ MONTA」の楽しみ方をレポートいたします!
スリッパに履き替え入店。木の温かみを感じられる店内は、インテリアショップで見かけるようなハイソなアイテムでまとめられ、所々に配置された鮮やかな赤色の家具が良いアクセントになっています。
素敵なセンスをお持ちのオーナー・古川さんは音楽業界のご出身。ラジオパーソナリティを技術面でサポートするラジオミキサーとして活躍されていたそうですが、元来の猫好きな性格や保護猫のボランティア活動などを経て、同店のオープンを決断したそう。
ちなみに、店名の「MONTA」というのは、現在ご自宅で飼っている愛猫モンタくん(写真)からきているのだとか。
この日の“出勤キャスト”は、看板猫のルナくん(マンチカン)をはじめ、超絶イケメンなのに愛嬌を振りまいてくれるジャックくん(ノルウェージャンフォレストキャット)、考え事をしているかのような神妙な顔つきがくせになるよしこちゃん(ブリティッシュショートヘアー)など、個性豊かな猫ちゃん6匹。みな生後5ヶ月前後だそう。
どの子もフレンドリーな性格で、物怖じすることなく筆者の持ち物チェックを始めたり、撮影中もカメラストラップでじゃれたりと、ひとつひとつの行動が愛らしいのなんのって。また、向こうでプロレスごっこを始めたかと思えば、数分後には気持ちよく爆睡していたりと、子猫ならではの色々な表情も。
◆利用料金
料金システムは、10分200円・30分600円・60分1000円~(平日)と時間制なので、ちょっとしたすき間時間に立ち寄ることも可能(利用は30分から)。ゆっくり猫ちゃんと遊びたい場合は「1Dayパスポート(2000円)」がおすすめ(土日祝日は3000円)。
◆食事メニュー
メニューは女子受けしそうなドリンクのほか「おすすめホワイトソース」「香り立つボロネーゼ」(各580円)などのパスタ、「豪華パンケーキ アイス乗せ」(680円)「レアチーズケーキ」(400円)「アッフォガード・アル・カッフェ」(530円)などスイーツまで充実。
オーナーいわく「メインクーンのメイは生クリームを狙ってるので要注意」だそう。メイちゃんのような食いしん坊さんには、猫ちゃん用のおやつ(200円)をあげることもできます。
洒落たインテリア×愛嬌のある美猫ちゃんたち。浅草の猫カフェ「MONTA」は、時間を忘れてくつろげる癒し空間でした。気になった方はぜひ。
取材協力:ネコカフェ MONTA
住所 台東区花川戸1-5-2 サテライトフジビル8F
TEL 03-5830-7428
営業時間 11時~20時(L.O.19時30分)
定休日 不定(HPにて告知)
アクセス 都営浅草線・東京メトロ銀座線・東武線「浅草駅」徒歩1分
取材・撮影・執筆=井上こん(c)Pouch
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▼ボールがお気に入りのよしこちゃん
▼ねえ、アメディオくん(ラグドール)も一緒に遊びましょうよ
▼「寝起きだから他の子と遊んで」。はい……
▼じゃあ、ジャックくん遊びませんか?
▼お。いい感じ、いい感じ
▼メイちゃんの毛は光が透けて綺麗ですね
▼そんなメイちゃんに気に入ってもらえてストラップのやつも幸せでしょう
▼オーナー・古川さんとマイペースのアビーちゃん(アビシニアン)
▼いつもお腹見せポーズで寝てるという看板猫ルナくん
▼でもお尻を撫でられると尻尾がピーン!
▼「そこそこ~」っておっさん臭いこと言ってるけどキミ、まだ子猫ですよね
▼猫を見つめる猫
▼ソファと壁のすき間から猫
▼まだボールを離さない猫
▼短い脚で頑張る猫
▼取っ組み合いをして
▼シラを切る猫
▼で、席を取られる筆者
▼あなたも「MONTA」でこんな猫体験はいかが
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