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ホカホカご飯に乗せるだけで完成される「ごはんのおとも」。“ごはんに合うおかず” という簡単な話ではあるけど、最近では究極のおかずを求め、お取り寄せをする人がいるのも事実。でも、私は待ってられないのだ!

そこで、都内にあるご当地アンテナショップをめぐり、最高の “ごはんのおとも” を探しをご紹介していきます!

記念すべき第1回目は……島根県!

島根県と言えば、「47番目に有名な県」「砂丘がないほう」など散々な言われっぷりですが、最近は全米オープンで準優勝した錦織圭選手の出身地として注目を浴びています。

……とくに名産が思いつきませんが、まずは島根県を簡単におさらいしてみましょう!

『島根県の特徴』
・日本で最も古い神社「出雲大社」がある
・有名出身者:八百万の神々、錦織圭、アニマル浜口、宮根誠司、竹下登
・世界一大きい砂時計を持っている(仁摩サンドミュージアム)
・島根県のゆるキャラ「しまねっこ」は2013年ゆるキャラグランプリで10位
・蛙男商会の「吉田くん」が島根Super大使(宣伝隊長)を務める

神々にまつわる名所を持ちながら、不思議と派手さがない印象。とはいえ、八百万の神々が生まれた国だし、“ごはんのおとも” もきっと八百万さ! と、気持ちを奮い立たせ、島根県のアンテナショップ「にほんばし島根館」に行ってきました。
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店内を20分ほど吟味した挙句、スタッフに相談。これぞ島根県で最高のごはんのおともであろうものを購入してきました!

【島根県・最高のごはんのお供はコレだ!】

・出西(しゅっさい)生姜 680円
・赤天 551円
・手造りだし醤油 735円

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・幻の名品「出西生姜」
なんでもこの「出西生姜」は、出雲市出西地区の土壌でしか育たない幻の名品とのこと。「白米に合うオカズ」を探していましたが、生姜で作る炊き込み御飯のレシピをショップでゲットしたので、材料に書かれていた手造りだし醤油も購入。レシピ通り炊きこみご飯を作ってみました(記事下にレシピあり)。

・島根のB級グルメ「赤天」
さらに、アンテナショップでかなりのオススメ商品だった島根県のB級グルメ「赤天」も買う事に。魚肉のすり身に赤唐辛子を練りこんでいるため、赤いさつま揚げという印象。

【 生姜の炊き込みご飯 】

生姜の炊き込みご飯に、醤油漬けした刻み生姜と、軽くグリルした赤天を盛りつけて完成。見た目は少し地味であるものの、生姜の香りで食欲がわいてきます。
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生姜の炊き込みご飯を食べてみると、かなり美味しい! 生姜は、かなり辛めではあるものの、島根特有の甘みの強いだし醤油でまろやかに。炊き込まれた生姜としょうゆ漬けにした生姜は、噛めば噛むほど生姜そのものの味と辛さを味わえます。薬味の印象が強い生姜ですが、この出西生姜は確実にご飯の主役になれてしまいます。
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【神がかったウマさの赤天!】

そのままで食べてみると、味はさつまあげに似ているものの、だんだん辛さがやってくるお味。これをグリルすると、赤天の表面がパン粉カリッとジュワッとなって別の食べ物のような美味しさに!
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オススメされたマヨネーズと一緒に食べてみると、なにこれ! めちゃウマいやんけ!!! 辛さがまろやかになってご飯に合う! 酒に合いそうだし、炒め物でもいけそう、おにぎりのおかずにもしてしまいたい。なんだか八百万の可能性を秘めた赤天に惚れ込んでしまったかも……。

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さすが、八百万の神々が生まれた国。素朴ながらも神がかったウマい “ごはんに合うおかず” を堪能できました。

以上、島根県のごはんのおともレポートでした。

ショップ情報「にほんばし島根館」
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル1階
営業時間: 10:30~19:00(年末年始を除き無休)
電話:03-5201-3310

参考:にほんばし島根館
調理・撮影・執筆=百村モモ (c) Pouch

▼ちなみにお店で頂いた「生姜の炊き込みご飯」の作り方です!
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