「おまめさん」シリーズでおなじみのフジッコが、大豆をまるごと使ったヨーグルトを発売しているのをご存知でしょうか。その名も「まるごと大豆のヨーグルト」。名前、そのまんまでした。

スーパーなどではチラチラ見かけていたのですが、こちらなんと「豆乳から」ではなく、文字通りまるごと大豆を粉砕してつくられているヨーグルトなのだそう。

公式ページにておすすめされているアレンジレシピも、おろし生姜やわさび、醤油、お味噌汁など、ヨーグルトと合わせようとはハナから思いつかない和食材ばかり。

「ぜひ身体を張って試してみて」というお誘いと共に商品が編集部に届いたので、フジッコの奇々怪々な「まるごと大豆のヨーグルト」アレンジの数々を試してみることにしました!

【そのまま食べるとガッツリ大豆!!!】

「まるごと大豆のヨーグルト」は1パック400g入。内容量的には一般的なヨーグルトと同じくらいです。

内蓋に書いてあるようにしっかりかき混ぜると、とろ〜りなめらかなテクスチャになりました。

まずはそのまま食べてみると、たしかに食感はヨーグルト。だけど、けっこうガッツリ大豆のお味! 豆乳でつくったヨーグルトよりもはるかに大豆が強めです。

大豆好きにはたまらない本気の大豆度である一方、正直に言うと、万人受けはしないかもしれない……。

【おろし生姜&醤油は脳がバグるぞ】

初っ端からハードル高いんですが、おろし生姜と醤油をちょい足しするアレンジで食べてみました。

お味はというと、まるでお豆腐におろし生姜と醤油をかけたよう。それなのに食感だけはとろ〜りなめらかなヨーグルトで「???」って脳がバグります。なにこれ、楽しい!

醤油は気持ち多めにかけるのがおすすめ。しっかり味をつけることによって立派な副菜になります。

【with黒豆でまめまめ尽くし】

つづいては、フジッコの「おまめさん 北海道黒豆」をトッピング。

これがなぜかあとを引く美味しさ。「まるごと大豆のヨーグルト」そのものは甘くない分、黒豆の艶のある甘みにめっちゃ癒やされる〜♪ デザートというよりも「豆を楽しむ1品」に仕上がりました。

【昨日の味噌汁に “足しヨー” して最強まろやか味噌汁に】

続いては……ヨーグルトと味噌汁!? 驚いちゃうんですが、発酵食品同士だからのか、全体的にまろやかになる上、お味噌汁にコクがプラスされてとっても美味しい〜!

夜ごはんの味噌汁が残ったら、次の日の朝にリメイクするのによさそうです。ポイントは火を止めてから「まるごと大豆のヨーグルト」をインすること。

味噌汁に「まるごと大豆のヨーグルト」スプーン1杯分を投入して混ぜ合わせると、溶け切らずに少しだけ粒が残りましたが、気にならずにいただけましたよ〜!

【アボカド&わさび&醤油】

アボカド&わさび醤油という、すでに完成されているコンビネーションに「まるごと大豆のヨーグルト」を合わせるとどうなるのでしょう?

こちらは鉄板の組み合わせにクリーミーなコクをプラスできて、まるでクリームチーズのような位置づけに。それでいて大豆をめちゃくちゃ主張してくる感じがまた憎めないです。

【おすすめは味噌汁と合わせる技】

今回アレンジはすべて「味が想像できないもの」にあえて挑戦してみましたが、結果はどれも意外なほどよく合うことが驚きというか衝撃的でした。特におすすめしたいのは味噌汁との合わせ技です。

個人的に「まるごと大豆のヨーグルト」は、既存のヨーグルトに代わるというよりも、 “大豆ヨーグルト” という新しいジャンルを確立したイメージでした。

最初は「?」って思うかもですが、食べ続けていくうちに半端ない大豆感がクセになっちゃいます。ご紹介アレンジはどれも、新鮮な体験ができるので、ぜひ試してもらいたいです!

参考リンク:フジッコ
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch