日本各地で災害が起きた2018年……被災地を「買って応援」したい!

復興を応援するべく、被災地への旅行を考えている人や、旅行に行けなくても「買って応援」したいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこでPouch編集部は、被災された地域を中心に「#買って応援」をお手伝い! ということで、ふるさとを愛し、誰よりもふるさとの魅力を知る各地のアンテナショップの方々に聞いた名産品をご紹介していきます。地元民が本気でオススメするお土産とは……?

今回ご紹介するのは島根県の「のどぐろの干物」です。

【高級魚のどぐろが600円台でゲットできる】


オススメ土産:のどぐろの干物
推薦文:島根県の名物であり高級魚「のどぐろ」が600円台〜1000円台を販売しています。特に注目してほしいのが、年末限定で登場する「巨大のどぐろ」です。約3000円で購入できますよ。

とのこと。のどぐろといえば、脂と旨味がすごいことで人気の高級魚。まさか600円台で購入できるだなんて、さすがアンテナショップ! 今回はオススメされた1000円と3000円ののどぐろを購入しました。

【網で焼いてはダメ!?】

のどぐろを美味しく食べるには、焼き方にコツがあるとのこと! それは「網では焼くのはNG」です。

なんでも脂が多いのどぐろは、網で焼くと網に張り付き身が崩れてしまうとのこと。美味しく食べるにはフライパンで焼いた方がいいですよ〜と教えてもらい実行。魚焼き用のシートをフライパンに敷いて、その上に魚をオン!

火にかけると、身から脂がじゅわじゅわと溢れきて、その脂でのどぐろ自らが焦がれていく……なにこの美味しそうな見た目! そして教えてもらったとおり、身も崩れず美味しく焼けました。

【身の厚みと旨味で絶頂へ】

まずは1000円のほうから。大皿より少し小さいサイズです。ふっくらしている身にお箸をいれてみると……脂があふれてきたぁああ!!

口にぱくりといてれみると、もう絶頂。のどぐろの濃い脂身がドバドバと溢れ、「おいしぃ!」と声が素直に出てくる。

お次は3000円のほうもチェック。こちらは身の厚さがすごく、重みがあります。大皿と同じほどのサイズです。こちらもお箸を入れるだけで、のどぐろの脂がじゅわ〜〜〜〜と溢れてきました。口に入れると……1000円のものよりも身もみっちりたっぷり。

さらに旨味も脂も濃厚で、思わず「んふぅ〜!」という声が溢れてしまいました。

こんなに幸せに浸れる魚が他にあろうか? いやあるまい??? と感動しすぎて、年末年始に登場する鯛よりも「のどぐろが食べたい!」と強く思いました。

【ご飯に身をのせてみたら…間違いない美味さ】

これはお米と相性が抜群のハズ!と思い、これまた島根県のアンテナショップでオススメされた「仁田米のパック米」をレンジでチンしてお茶碗へ。

パック米とは思えない香りと粘り気のあるほっかほかのご飯に、のどぐろのほぐした身をどんどん乗せて、最後にネギを少々。

すると、のどぐろの旨味を吸ったお米と、のどぐろの身と、ネギがアクセントが効いた最高の一杯が完成するのです。

【地元民がオススメする間違いの無さに感動して】

高級魚のどぐろが600円台で購入できることにとても驚きましたが、正しい焼き方があることにもびっくりしました。全て言われたまんまやっただけ、むしろ焼いただけ。それだけでこんなにも美味しい世界に連れて行ってもらえるなんて、やっぱりアンテナショップは偉大だと。そして地元民がオススメする食材に間違いは無いと感動しました。

今年、ひとりで島根県に行ったけど、地元の人ともっと触れ合えたらこうやって美味しい食材に出会えたのかな。また行きたいな。

末筆ながら、災害による損害からの、1日でも早い復旧をお祈りいたします。

取材協力:にほんばし島根館
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

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▼仁田米で作られたおせんべいは香ばしくてサクサクでした。これもうんまい!