日本各地で災害が起きた2018年……被災地を「買って応援」したい!

復興を応援するべく、被災地への旅行を考えている人や、旅行に行けなくても「買って応援」したいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこでPouch編集部は、被災された地域を中心に「#買って応援」をお手伝い! ということで、ふるさとを愛し、ふるさとの魅力を誰よりも知る各地のアンテナショップの方々に聞いた名産品をご紹介していきます。地元民が本気でオススメするお土産とは……?

今回ご紹介するのは島根県の巨大しいたけ「雪太1号」。甚大な被害をもたらしたあの豪雨の後、力強く育ってくれた島根特産の超絶美味きのこです。

【食べたらびっくりしますよ?】


オススメ土産:巨大しいたけ「雪太1号」
推薦文:直径10センチほどのジャンボサイズしいたけです。なにかのつけ合わせとしてではなくメイン、たとえばステーキで食べるのがオススメ! 食べたらびっくりしますよ?

時期によってはさらに巨大になるとのこと。いったいどんな味なの? 早速調理開始です!

【ステーキとして肉のように調理】

ということで、今回はしいたけのステーキを作ってみることに。

まず、巨大しいたけの軸の部分を切り、しいたけのかさに切り込みを入れます。あとはステーキを焼く感覚で、軽く油をしいて熱したフライパンの上でジュワ〜と焼いたら……アラ、もう完成です!

ステーキソース、バター、青ネギもトッピング。すると、かさの切り込み部分にバターがとろ〜と溶けだして、んもう美味しそう!

【肉だ、これ肉だよ!】

嫌いな食べ物ランキングで上位に輝くこともある「しいたけ」。正直、どんな味になるのか想像できない。ナイフを入れてみると、肉のような、アワビのような感覚。しいたけってこんな感じだっけ? とびっくりしながら食べてみると……

に…にく? これ肉みたいなんだけど! 

自分でも信じられないのですが、ステーキを食べているような錯覚に陥るのです! そして…そして…めっちゃ美味しい。

【ステーキの味になる秘密】

肉のような味になるのは、水分と油をよく吸い込む、というキノコの特性のおかげかも。

今回のしいたけは巨大ゆえに、吸う量もアップ。ステーキソースとバターをこれでもかと吸い、自らの出汁をあわせた旨味の塊として私のお口に入ってきた……のではないか、と思うのです。

【チーズ焼きも罪の味】

もっと試したい! 美味しさを知りたい! と思った私は、チーズ焼きにチャレンジ。

しいたけのカサの切り込み部分を増やし、間にチーズを挟んで、オーブントースターで5分ほどチン。すると……これまた濃厚なチーズの旨味を吸った「巨大しいたけのチーズ焼き」が完成。

チーズの濃い味と、しいたけの和の旨味がとけあって、これまた奇跡の美味しさ! 食べる手が止まりません。

旨味成分をたっぷり持った「雪太1号」は、ステーキやチーズなどの洋風食材と合わせることでより奥深い味となるようでした。プロの料理人にしかできないような、素材の美味しさを最大限に生かした完成度の高い味わいに(勝手に)なってくれました。

私は切って焼いただけなのに……おそるべし雪太1号。

【購入方法】

「雲太1号」は、東京では「アンテナショップにほんばし島根館」にて季節限定で販売中。ただし人気ゆえに入荷即完売することもあるので、事前に問い合わせるのがオススメです。

末筆ながら、災害による損害からの、1日でも早い復旧をお祈りいたします。

取材協力:にほんばし島根館
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

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