ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」に登場するラピュタ王のムスカ様。誰もが恐れおののくあのお方ですが、彼の幼少期はなんとアニメ「あらいぐまラスカル」の主人公、スターリングくんだったことが判明したそうです。な、なに!!
スターリングくんといえば、あらいぐまのラスカルを自ら母親代わりとなって育てたあの優しく温厚な少年ですが、それが成長するうちに色々あってムスカ様に成長されたらしいとかなんとか……。
ウソです(キッパリ)。
だけど、このイラストがいまネットで話題沸騰中です。イラスト投稿サイト「pixiv」にアップされたKRRNさんの作品は、どう考えてもそうとしか思えないほどに自然で秀逸。笑いをこらえずにいられないですよ。
【作品1:幼き頃の大佐】
(イラストを一緒にご覧ください)
スターリングくんからムスカ様になるまで
<スターリング初期>
12歳(ラスカルと仲良し!)
↓
19歳(ラスカルと別れて少しすれる)
↓
24歳(ラピュタ王だと知る。サングラス購入)
↓
28歳(ラピュタを目指す 望まず悪役になる)
<ラピュタ王ムスカ様 完成>
どうもラスカルと別れたことが彼の心に暗い影を落としたようです。そして24歳のときにラピュタ王だと知らされて、身分を隠そうとしたのでしょうか、サングラスを購入。このときすでにムスカとなるべくオーラが輝いているのがわかります。「天空の城ラピュタ」で彼はわかりやすい悪役でしたが、本当は「望まず」だったんですね。なんだか可哀想ですね。
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もうひとつあります。今度はこの人「ウォーリーを探せ」のウォーリー。あらゆるところに出没するウォーリーですが、彼の幼少期はあの人だったんだってさ!
【作品2:幼き頃のウォーリーを探せ】
トンボからウォーリーになるまで
<トンボ初期>
14歳(人生のピーク)
↓
18歳(キキとうまくいかない)
↓
23歳(浪人して人生に絶望する)
↓
不明(ひらきなおる!)
<ウォーリー完成>
そう、トンボってあのトンボくんだよ。ジブリアニメ「魔女の宅急便」に出てくる自転車が似合う爽やかなトンボくんだよ。この経歴によると、18歳のときにキキとうまくいかなくなって、さらに浪人して人生に絶望したことが決定打となり、とうとう開き直ってウォーリーになっちゃったというわけ。気持ちわかるよ、ウォーリー! 人生に迷って放浪に出るようなそんな気分、わかるわかる! あなたが神出鬼没なのはそういう理由なのね。
それにしても、なんにも悩みがなさそうなウォーリーの顔をみていると、開き直ってよかったね! って言わざるをえないよね。
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ところで作者のKRRNさんに、どうやってふたりの組み合わせを思いついたのか聞いてみたら、
「トンボとウォーリーに関しては、ずーっとそう思ってたので我慢できなくて描いて発散しました。それ以外のものは普段からアホなこと、変なことを考えるのが好きで、そんなこんなしてたら出てきてしまっただけです」
とのこと。どうしても描きたいという長年の思いが爆発してできあがった、芸術作品なのです。キャラクターの組み合わせセンス抜群! これからも新しい作品、期待して待っています!
参照元:pixiv1,pixiv2, pixiv3
取材・執筆=める(c)Pouch
▼ムスカさまはそのあと「ちびまる子ちゃん」の親友たまちゃんのパパになるらしい…
(なにがあったんだ…!!)
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