ランドセルのような赤がまぶしいキッズチェア。実は、この椅子、素敵な秘密があるのです。
なんと……人形の家に変身するの!
【ドールハウスにトランスフォーム!!】
「ドールハウスチェア」という名前を明かされても、すぐには仕組みがわからないのが、この椅子の魅力。よ~く目をこらすと、椅子の真ん中に切れ目を発見。左右対象に開くようになっているようです。
展開してみて、元の姿に納得! 三角形の肘部分は屋根に、一般のものよりもちょい厚めの座面の中は、部屋になっているの!!
【設計したのは、建築設計事務所】
こんなワクワクする椅子をデザインしたのは、トラフ建築設計事務所。建築の設計にとどまらず、インテリアやプロダクトデザインの分野でも活躍する同事務所、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
筆者は、以前、同事務所の設計した「コロロデスク」を目にして大興奮したことがあります。小さな小窓のついた箱型の勉強机は、まるで秘密の隠れ家のようにカスタマイズすることができるのですが、平凡な家具に遊び心を加える作風は、「ドールハウスチェア」にも通ずるものがありますね。
【子どもが成長してからも活躍するよ!】
椅子はやがて、成長した子どもには小さくなってしまうでしょうし、お人形遊びもしなくなるでしょう。でも、大丈夫。多くの子ども用品のように、処分に頭を悩ませなくてもいいのですよ。本棚や飾り棚として使えばいいのですもの!
ちゃんと長く使うことが考えられているところ、さすがですよね。これからもトラフ建築設計事務所さんの作品には期待してしまいますが、何だか自分自身、家にある家具をじーっと見るクセがついてしまいそうですよ。ベッドやダイニングテーブル……他に何に使えるかな!?
参照元:イチロノイーロ
執筆=大井たま (c)Pouch
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