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お醤油やマヨネーズなどと並び、万能の調味料のひとつといえるポン酢。世のなかには数多くの商品が出回っているけれど、このたび抜群のネーミングを誇るポン酢を発見! しかもこれが、超絶うまいらしいのです!!

そのポン酢の名は「味付ぽん酢柚子 君がいないと困る」。なにこのキャッチーすぎるネーミング! 

“いないと困る” だなんて、自らそんなにハードルあげちゃって大丈夫なのかしら……などと余計な心配をしつつも、いろんな料理に使って、その味を確かめてみました!

【 柚子の香りにうっとり 】

まずは、ささみともやしの蒸し物と和えていただくことに。色は「味ぽん」と比べるとけっこう薄め。柚子の上品な香りがふんわりと漂います。口に運ぶとさらに柚子の香りが広がって、鼻に抜けていく感じがたまらなく心地いい~! 柚子果汁が約30パーセントも入っているとあって、嗅覚へのアピール度がハンパないです!
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あったかい湯どうふにかけると、豆腐のシンプルな味わいに、だしの利いた爽やかなポン酢が絶妙にマッチ。ただ豆腐をゆでただけなのにポン酢一本でここまで美味しくいただけるとは……! 調味料が料理の味を左右するという事実を目の当たりにしちゃいました。
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柚子の香りがたっているポン酢だけに想像がつくと思いますが、カツオのたたきにかけても、もちろん美味! カツオの臭みが緩和されていい具合に。スーパーで買ったカツオがランクアップした感があります。
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【控えめだけど端正で味わい深い】

この他、マヨネーズやドレッシングの代わりにサラダと和えてもヘルシーで良さそう。市販のポン酢の味になれた方には、ちょっと薄味で物足りなさを感じることがあるかもしれないけれど、素材そのものの味わいを引き立てるには、このぐらいがベストなのかも。

東日本大震災の被害から立ち上がる、陸前高田の八木澤商店で製造されている同商品(税込594円)。控えめながらもキリリと引き締まった味わい深さは、東北の人柄ともリンクしている印象を受けました。

一度味わったら、ないと困る存在になるか否か、ぜひご自分の舌で確かめてください!
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参考:八木澤商店
執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch