どうせなら美人になりたぁ~い! というのは、女性なら誰しも願うところ。人の好みは千差万別なワケだけれど、きっとそこには「美人の条件」みたいなものがあるはず。どうやったら美人になれるんだろ?
考えていてもサッパリ分からないので、美人に詳しそうな美人画家・市場大介さんに聞いてみることにしました。美人画家の考える「美人の条件」をクリアしたら、きっと美人になれるに違いないのです。
【美人画家・市場大介ってどんな人なの?】
インターネット上で「検索してはいけないキーワード」として知られる市場さん。どうして検索してはいけないのかというと、理由はその作風にあり。既成概念をぶち壊す「ダダイズム」という芸術思想に影響を受けていて、どの作品もエログロナンセンスな要素を多く含んでいます。
インタビュー当日、一体、どんな人がやってくるのかとドキドキしていると……市場先生、キタァー!!! “気難しい芸術家” をイメージしていたのですがそんなことはなく、めちゃ優しげな雰囲気! この人が、あのカオスな絵を描いているのか!
【絵を描き始めたきっかけは1枚の看板】
子どものころから絵を描くのが好きだったという市場さん。本格的に画家として活動するきっかけとなったのは、1枚の看板だったそうです。
「1980年代後半かな、まだ20代のころ。古着屋で働いてたんです。そこの先輩が独立して店を出すときに、看板の絵を描いてくれと頼まれて。その作業がすごく楽しかったんです。描くのって、こんなに楽しいんだなぁ、って思った」。(市場さん談)
【芸術の都・パリで大人気なんです!】
その後、毎年1~2冊ずつ、市場さんは自主制作のイラスト集や漫画などを発表してきました。転機が訪れたのは2006年のこと。ふとしたきっかけで、フランスで個展を開くことになったそうです。
「日本ではぜんぜん人気がないのに、そのパリの個展では僕の絵が売れた(笑)。展示していた24枚のうち、22枚が売れたんです。フランスでは家具を買い替えるように絵を買うし、若手のアーティストを育てようという風土だから。それ以来、毎年フランスで個展を開いているんです」。(市場さん談)
【市場大介が考える「美人の条件」とは?】
市場さんに「美人の条件」について聞いたところ、大切なのは「バランス」だといいます。
「僕は美人画家を名乗っているけれど、追求しているのは “美” なんです。そこに必要なのはバランス感覚。自分がおもしろいと思うバランス、自分が美しいと思うバランス。
例えば、僕は暴力的なものとかわいいものをごちゃまぜに描いちゃうのが好きなんだけど、そういう自分なりの価値観を持っていることが大切なんじゃないかな。他人の視点じゃなくて、ね」。(市場さん談)
ちなみに、市場さんにインターネット上で「検索してはいけない」と言われていることについて聞いたところ、「すっごくイヤ(笑)」とのことです。ですのでオトメのみなさん、何も恐れず積極的に検索しちゃいましょう♪
参照元:Tumblr / badajapan
取材・執筆=夢野うさぎ (c)Pouch
▼こちらが美人画家・市場大介さんです!
▼市場さんの作品はTumblrで見られるよ!
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