通販カタログでおなじみの「フェリシモ」。実は今年50周年を迎えて、さまざまなスペシャル企画が行われているのですが、来月5月24日には、脳科学者・茂木健一郎さんと一緒に絵を描くワークショップ「脳がめざめるお絵かきプログラム」が開催されます。
お絵かきといっても、脳を活性化させる「アハ体験」で知られる茂木先生がゲストですから、いわゆる上手な絵を描くことが目的ではありません。モチーフをもとに個性あふれるお絵かきをするのが目的なので、絵の経験は関係なし!
子どもから大人までだれでも参加できて、しかもいま話題の「臨床美術」をベースとしたひと味違うアート体験ができちゃうという注目のアートイベントなんですっ。
【「講義」+「お絵かき」の2時間半】
プログラムは2部構成。「第1部」では、絵を描くことで脳にどんな効果があるのか茂木先生が講演してくれます。それを踏まえて「第2部」では、その効果を体験するべく、臨床美術をベースにしたワークショップを行います。
【自分の感じるままにお絵かき】
ここで気になるのが「臨床美術」ではないでしょうか。これは1996年、お絵かきなど創作活動を通じて脳の働きを活性化させることで、高齢者の認知症を改善できるのではないかという考えから生まれたアートの手法。
例えば「チューリップを描いてください」と言われたら、みんな同じような絵ができあがりますよね。でも臨床美術では「今朝の気分を描いてください」といった抽象的なテーマで描いていくので、一人ひとり違う絵ができあがります。これが大事なところで、臨床美術では「自分の感じるままに表現する」ことを目指します。
自分の気持ちと向き合わないといけないので、最初は難しく感じるかもしれませんが、だんだん楽しくなってくるそうですよっ。
今回のワークショップでは、日本臨床美術協会監修のもと芸術造形研究所とフェリシモによって開発されたオリジナルプログラムをもとに、「赤いリンゴ」をモチーフに自由な発想で描いていきます。
【自宅でも参加できちゃう】
会場は神戸朝日ホール(兵庫県神戸市)ですが、当時の模様はインターネットでライブ配信されるので、自宅で参加することも可能。会場での参加は、申し込み(参加費1200円)+参加用画材セット(1800円)を事前に購入。インターネット配信による参加は、同じ参加用画材セット購入+事前登録が必要となります。
なんだかおもしろそうな「脳がめざめるお絵かきプログラム」。楽しくお絵かきしたい人、話題の臨床美術を体験したい人、茂木先生の発想が好きな人など、興味がある人は参加してみては!? 脳がめざめる瞬間を体験できるかもしれません。
参照元:脳がめざめるアート体験 しあわせ生活プログラム フェリシモ臨床美術部
執筆=シナモン (c)Pouch
▼みんなでリンゴを描いてみよう!!
▼個性あふれる自分のリンゴが描けるよっ
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