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上映時間は短いけれど内容がギュッと詰まった「ショートフィルム」は、長編映画とはちがった独特のおもしろさがありますよね。

そんなショートフィルムが次から次へと上映されるアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2015」が6月4日に幕を開けます!!

17回目の開催となる今回は、鉄拳の3年ぶりの新作パラパラ漫画や、「美しき天才」と称されるカナダの映画監督・俳優のグザヴィエ・ドランの若き日の作品など約200本を上映。そのなかから注目作ご紹介していきましょう!

【鉄拳のパラパラ漫画最新作!!】

鉄拳の3年ぶりのパラパラ漫画の新作は、ジャパン部門の特別上映作品として登場。タイトルは『滑走(SLIDE)』。公開されているイラストには、ジェットコースターのレールと大きく手を振ってあるく女性が描かれています。鉄拳さんいわく「とある物語をジェットコースターで表現した」とのこと。一体どんなストーリーになっているのか、期待が高まります!!

【劇団ひとり・バカリズムらの作品も】

日本からはこのほか、劇団ひとり、千原ジュニア、バカリズムと多彩な才能をみせる芸人さんの作品、演劇ユニットTEAM NACS所属の俳優・戸次重幸出演&森ハヤシ監督作なども上映されます。

【イギリス人俳優44人が集結する豪華作】

海外からの注目作は、「イギリス特集」で上映される『ハリウッド・ポートフォリオ』。アカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメイン、ドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチなどイギリスを代表する俳優44人が集結した豪華作!! これは見ごたえありそうですね。

「ケベック特集」では、カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した最新作『Mommy/マミー』が話題のグザヴィエ・ドランが15才で出演した『鏡』を上映。若き日のグザヴィエを観たい方はぜひ!!

【人気俳優・監督作品も注目!!】

同映画祭では、第一線で活躍中の俳優が出演していたり、著名な監督が撮った、ここでしか観られない作品が上映されるのも見どころ。

12月公開の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でヒロインを演じるデイジー・リドリー主演の『ブルー・シーズン』、その『スター・ウォーズ』に影響を与えたといわれるカナダ人映像作家・アーサー・リプセットの『21-87』、さらに『マリー・アントワネット』のキルスティン・ダンスト主演『セレブとパチリ!』など、映画好きならうなっちゃうような作品がズラリとラインナップしています。

【東京・横浜で無料上映】

上映会場は東京5会場、横浜1会場。一部のイベントを除いて無料上映。1つのプログラム(特集)で4〜13作品を観ることができます。くわしくは公式サイトでチェックしてみてください。ちなみに、6月15日の授賞式で発表されるグランプリ作品は、次年度の米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象となるということで、最終日まで目が離せません。

参照元:ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2015
執筆=シナモン (c)Pouch