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芸術家の草間弥生さんやアラーキーこと写真家の荒木経惟さんら、著名アーティストたちを迎えて昨年開催されたユニークなアートフェスティバル、「道後オンセナート2014」

愛媛県・松山市にある道後温泉の温泉街を舞台に行われた同フェスティバルが、今年も帰ってまいりましたよぉ!

【今年のメインアーティストは蜷川実花さん】

昨年のメインテーマ「最古にして、最先端。」を引き継ぐ形で展開されるアートフェスティバル、そのメインアーティストとしてこのたび迎えられたのは、写真家の蜷川実花さん。「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」と銘打ち、去る5月1日(金)から10カ月のあいだ、道後地区が極彩色の “蜷川実花ワールド” へと変貌します。

【市内電車が、提灯が、極彩色に染まる!】

現在第1弾として登場しているのは、蜷川さんの写真でラッピングされた市内電車、さらには道後商店街入口に配された、 “蜷川実花カラー” の提灯ゲートに椿の湯・道後温泉本館の入口暖簾。また同館内では、作品展示も行われているのだそう。

【「道後温泉街×蜷川実花カラー」がみせる化学反応に注目】

色の洪水とも呼べる、蜷川さん独自の世界観。果たしてこの両者、うまく共存することができるのかしら……。と心配したのも束の間、意外や意外、日本最古といわれる温泉街の景色と “蜷川実花カラー” 、絶妙なマッチングをみせいるんですよねぇ。なんともいえない、艶っぽさを醸し出しているといいますか。

【今後の展開にも期待大です♪】

今後は、7月に第2弾を、10月に第3弾を展開していく予定だという、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」。

なお前年より続くプロジェクトとして、道後地区にあるホテルが参加する宿泊対応可能なアート作品「HOTEL HORIZONTAL(ホテル ホリゾンタル)」も、6つのホテル・旅館にて継続して行われているようですので、詳細を知りたい方は今すぐ、公式サイトをチェックしてみて。

参照元: 蜷川実花×道後温泉 道後アート2015 松山市ホームページ 松山市役所フェイスブック
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼蜷川さん監督作・映画「さくらん」の世界観を思い浮かべてしまうのは、記者だけでしょうか