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8月5日から絶賛公開中の映画「ジュラシック・ワールド」。みなさんはもう、ご覧になりましたでしょうか。

記者(私)は残念ながら未だ観ていないのですが、1993年に公開された映画「ジュラシック・パーク」の衝撃は、今でも胸に色濃く刻まれています。

本日みなさまにご覧いただくのは、「恐竜たちが暮らすジュラシック・パークを実際に作るとしたら、一体いくらかかるのか?」それを様々な角度から検証、予算を見積もったという、映画ファン必見の動画『How Much Would it Cost to Build Jurassic Park?』です。

【予想はしていたけれど……ものすごい金額なり】

ユーザーJurassic Park Fansiteによって投稿された映像『How Much Would it Cost to Build Jurassic Park?』を観てみると……金額、とんでもないことになっております! 恐竜を再び世に蘇らせることができるか否かにかかわらず、コスト面において、現実化は相当厳しいようね……。

【島を確保するところからスタート!】

まずは、パークを作る場所として、島を2つ確保しなければなりません。コスタリカ沖に建設すると想定し、同国の不動産業者サイトで調べてみたところ、必要となる金額は、約1兆2000億円! まあ、島だし、そりゃお高いわな。

【最も欠かせないのが「研究開発費」】

そのほか、遺伝子工学・古生物学者・コンピューター技術者・飼育員・法律家らを集めたり、琥珀採掘をしたり、はたまたクローン恐竜を作ったりなど、ジュラシック・パークを作るうえで最も重要と思われる「研究開発費」が必要です。

【「建設費」「維持費」「飼育費」も必要】

また、パークを見回ることができるジープや、客の安全を守る電気柵、さらに、宿泊施設などパークそのものの「建設費」。そして忘れちゃならない、パークの「維持費」に、恐竜たちの「飼育費」。それぞれにかかる金額は、以下のとおりです。

【各費用の内訳をご覧あれ! 】

研究開発費:約31億円
建設費:約1863億円 *世界各地の巨大テーマパークの平均建設費を参考
維持費:約1兆4500億円 *ディスニーランドの維持費を参考
飼育費:約257億円 *世界最大の動物園「サンディエゴ動物園」の飼育費を参考

【衝撃の費用総額は……?】

これらを元に叩き出した費用の総合計は、なんと約2兆9千億円! そして、年間維持コストの合計は、約1兆4790億円なり~! もう桁がすごすぎて、なにがなんだかわからなくなってきたお!

【なんと、これで終わりじゃないんです】

なお、この金額にもうひとつ、加わる費用がございます。

それは、恐竜のフンを片付ける費用。こちらを燃料として活用したら、少しはコスト削減になるかも!? いやはや、それにしても「ジュラシック・パーク」って壮大すぎる施設だわ……!

参照元:YouTube(Jurassic Park Fansite)
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼もはや国家予算クラス!