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「会社選びで重視するポイントはなんですか」「う~ん、1番は仕事内容、2番は給料、3番は勤務地かな」。学生時代の就活のとき、こう答えていた人、多かったのではないでしょうか。でもあれからウン年たった今、どう思いますか。

転職サイト「女の転職@type」の20代~30代の女性会員とWebマガジン「Woman type」の読者270名に対して行った「学生時代の就活と今の会社選びの基準の変化」についてのアンケートによると、実際に働き出してから会社選びの基準は大きく変わっていることが分かりました!!

【「仕事内容」と「給料」が逆転】

まず「学生のころの就職活動時と現在で、会社を選ぶときに重視することは変わりましたか?」と聞いたところ、約7割が「変わった」と回答しました。

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学生時代と現在の会社選びのポイントを聞いてみると、学生時代は1位「仕事内容」、2位「給料」だったのに対し、現在は1位「給料」、2位「仕事内容」と逆転。社会に出てお金の重要性に気づいた人が多いようです。

また、学生時代は「勤務地」「業界」「知名度」も重視していたけれど、「今ではそうでも……」と思う人が多いという結果に。

【「ワークライフバランス」や「社員の人柄」を重視する傾向に】

一方、社会人になってから重視するようになったのは「福利厚生」「ワークライフバランス」「社員の人柄」など。仕事そのものより、働く環境やプライベートとのバランスなどを大事に考える傾向が強くなっているようです。

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その理由については

「学生のころはみなし残業制や残業を含む勤務時間のことを何も考えていなかったが、実際に働いてみて疲労度を考えると、そのあたりのバランスがとれる仕事がしたいと思ったので」(21歳/保育士)

「家族ができたことで、自分の予定だけではなく家族の予定も考慮しなければいけなくなったため。融通のきく環境、まわりの人柄が大事」(36歳/コールセンター、スーパーバイザー)

全体に「ワークライフバランス」をキーワードとし、無理せず働ける環境を求めるようになる傾向が。また結婚や、出産などで生活環境が変わり、自分より優先すべき存在ができたからという意見もあるようです。

【自分に合った働き方や環境とは!?】

学生時代は、アルバイトやインターンシップを経験したことはあっても、「社会に出る」「仕事をする」ということが、自分自身の感覚として、どういうことなのかはまだ分かっていなかったけれど、実際に働いてみて「自分に合った働き方や、人生を充実させるための職場が、具体的にどういうものなのかが分かってきた」ということのようです。

今回のアンケートは、働き方に悩んでいる人や転職を考えている人、また、就活中の学生さんも参考になるのではないでしょうか?

女性はライフステージによって働き方が大きく変わります。自分らしい生き方における仕事とはなんなのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

参照元:PR TIMES  Woman type
画像=ぱくたそ
執筆=シナモン (c)Pouch