ポテトチップスのポテンシャルに着目し、日夜研究開発に励む「湖池屋」。過去には無限の可能性を求めて朝食マーケットへ参入すべく「もも味」や「バナナ味」を世の中に排出したこともありましたが、今度はなんと、夕食マーケットへの乱入を試みている模様。いやぁ、相変わらずアグレッシブです☆
9月14日から期間限定で販売されているのは、夕食の定番メニューである「肉じゃが味」と「ポテトサラダ味」のポテトチップス。
「ポテチはわざわざ夕食になってくれなくても、普通のままで十分美味しいんだけど……」という記者(私)の心の叫びは横に置き、この攻め系ポテトチップスが湖池屋から届いたので、本当に夕食となりうるのか否か、早速食べてみました!!
【ポテトサラダ味を食べてみる】
まずは「ポテトサラダ味」から試食。
袋を開けて中をのぞくと、コンソメパンチの香りが!! えっ? これはポテトサラダよね?
ポテトチップスの色は、とても薄い黄色。通常のポテチと同じように見えます。チラチラみえる緑色の粉末は、パセリでしょうか。
そして一口。
おぉ、マヨネーズだ!! ポテトサラダのマヨネーズです。酸味が強めで、フレンチドレッシングの味にも似ています。
このマヨネーズの風味と、ポテトチップス本来のジャガイモの味が重なり、1枚目を食べ終わる頃には、すでにお口の中はばっちりポテトサラダ気分。酸味のおかげで軽い味わいになり、何枚でもパクパクいけます。本当にサラダのような感覚。なるほどです!!
【肉じゃが味を食べてみる】
そしてお次は、彼女に作ってもらいたい夕食ナンバーワンメニューの「肉じゃが味」に挑戦です。
世の中の男性たちが、「肉じゃがじゃなくて、肉じゃが味のポテチで充分!」と言ってくれれば女性はとっても楽になるのですが……。
袋を開けると、濃いめの肉の香りがします。これは期待できるかも!!
色はやや濃く、ポテチにちょっと醤油をかけた感じ。
食べてみると……。
おっ、これは干し肉の味です。凝縮された肉の味です。そして甘い。いや、ちょっと辛い。
「肉+砂糖の甘味+醤油の辛み+ポテチのジャガイモ味」……って、これはもしかして、そのまんま「肉じゃが」じゃないですか!! すごい。
ちょっと濃いめの味なので、ポテトサラダ味のように次から次へと食べることはできませんが、でもそこがまた肉じゃがっぽくていい。合格です!!
【「ポテトサラダ味」はポテトサラダ、「肉じゃが味」は肉じゃがの味がする】
まとめてみると、「ポテトサラダ味」は軽くてサッパリ食べられる、まさにサラダ的なお味。
一方、「肉じゃが味」はしっかりと肉の気配を感じられる甘辛醤油味で、メイン料理としての風格あり。重厚感さえ感じます。
正直、夕食のおかずとして成立するかどうかは個人の感覚によるところではありますが、「ポテトサラダの味がするポテトチップス」や「肉じゃがの味がするポテトチップス」としては、湖池屋の本気度がビシビシ伝わってくる、完成度の高い商品といえるでしょう。
ポテトチップス「ポテトサラダ味」とポテトチップス「肉じゃが味」。興味のある人はぜひ、今夜の夕食にいかがでしょうか。
参照元=株式会社フレンテプレスリリース、コイケヤ・ポテトチップス
画像・執筆=南野バンビ(c)Pouch
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