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「君に届け』や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の助けを借りないことには、学生時代のキュンキュンを思い出すことすら難しい年齢になってしまった記者(私)ですが、もう少しお手軽にキュンキュンできるいい作品を発見しました。

それはなんと、漢字能力検定協会が公式アニメとして製作した「彼女が漢字を好きな理由。」という短編アニメ。現在、漢検公式サイトに公開されており、話題を呼んでいます。

【超短編ながらも濃い内容】

前編と後編に分かれた同作品は、それぞれ2分09秒と2分43秒という超短編アニメなのにもかかわらず、高校時代の何とも言えないノスタルジックな要素と恋心が芽生える瞬間の甘酸っぱさがギュウギュウに押し込められていて、満足度の高い仕上がりに。

【恋に落ちるまでを描いた前編】

前編は、放課後の教室でノートに大好きな「永」という漢字を書いている平井春香に、偶然教室に戻ってきた相良祐介が恋をしてしまうという展開。

夕暮れの校舎が醸し出す、オレンジ色の雰囲気にやられながら観る、春香と祐介のぎこちないやりとりがいいんです!!

【友達以上恋人未満な後編】

そして後編では、春香の影響で漢字に興味を持ち始めた祐介と、相変わらず漢字への熱い思いを語り続ける春香の、友達以上恋人未満なドキドキの関係を思う存分楽しむことができます。

【ラブストーリーでありながらも漢字への興味をそそる作品】

アニメの中で春香が語る漢字への想いや、相良祐介がブツブツ唱える四文字熟語の数々はとても新鮮で、漢字に対する興味がフツフツと沸いてきてしまうから不思議。

【視聴者の声「なんだか漢検受けたくなってきたわ」】

アニメを観た視聴者からもコメントが寄せられています。

「好きかも……」
「完璧だ。シリーズにして欲しい」
「なんか漢検受けたくなってきたわ」

アニメとしての高い完成度を持ちながら、視聴者の漢字や漢字検定への興味を上手に引き出すことにも成功した同作。学生時代のキュンキュンを思い出しながらご覧くださいませ!

参照元=漢検公式サイトYouTube(前編)YouTube(後編)
執筆=南野バンビ(c)Pouch
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▼放課後の高校の、あの雰囲気を思い出せる「前編」

▼ふたりの恋の行方が気になる「後編」

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