ぶんか社の雑誌「la farfa(ラ・ファーファ)」が生んだ造語、 “マシュマロ女子” というワードが話題になるなど、今大注目のぽっちゃり女子。
どうやらこの波、日本だけでなく、タイにも来ている模様。
海外サイト「COCONUTS BANGKOK」によれば、この冬タイにおいて、ぽっちゃり女子を対象にした美女コンテストが行われるというのです。しかも、政府公認で。
【「豚の女王を決める」って……!?】
12月の「National Swine Day(全国豚デー)」を記念し、養豚協会が国立カセサート大学と協力し、同月5日に開催。「Swine Beauty Queen(美しき豚の女王) 」を決める大会とのことなのですが……。豚、豚って連呼されると、なんというか、複雑な気持ちになりますね……。
【参加条件は?】
同イベントのスポンサーを務めるのは、日本の農林水産省にあたる省。こちらの公式フェイスブックには、ぽっちゃりサイズの美しい女性をフィーチャーしたポスターが登場しています。
出場条件は、体重が90キロ以上であること、そしてタイ国籍を持つ女性であるということ。優勝者には賞金100,000タイバーツ、日本円にしておよそ34万円が贈られるのだそうです。
【画期的な試みであることはたしか】
海外サイト「COCONUTS BANGKOK」曰く、タイで一般的にもてはやされる女性のタイプは、やせ型で、なおかつ色白とのこと。だからこそ、これまでぽっちゃり体型の女性を “魅力的な人物” と紹介している例は、あまり見受けられなかったんですって。
そんな背景を考えると、このコンテストは非常に画期的な試みであるということがわかります。だけど……「美しいぽっちゃり女性を選ぶコンテスト」という前に、「豚の女王」というイメージがついてしまうことって、果たして名誉なことなのかしら……?
【気になることが山ほどあるコンテストだわ】
ってな具合に、個人的にはちょっぴりモヤモヤしてしまうことは否めません。ですが一方で、一体どれほどの数の出場者がステージに立つのか、興味津々であることも事実。とにもかくにも、その全貌が、非常に気になるニュースですっ!
参照元: COCONUTS BANGKOK 、Facebook(Department of Livestock)
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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