ミシガン州、トラバースシティのチェリー・キャピタル空港では、8歳のオスのボーダーコリーが働いていることをご存知でしょうか。
ボーダーコリーのPiperは、空港内の滑走路から鳥やキツネなどの小動物を追い払い、空港内の安全を確保する仕事をしています。
チェリー・キャピタル空港がフェイスブックに投稿した写真では、飛行機をバックに特製のゴーグルや「AIRPORT」のロゴ入りのベスト、特製の靴などを身につけているPiperの姿が。
その凛とした佇まいがあまりにもかっこいいので、Piperは「世界でもっともクールな犬」とも言われているんです。
【犬にしかできない仕事】
Piperは牧羊犬のボーダーコリーというだけあって、人間にはとうてい真似できない瞬発力とスピードで、敷地内にいる鳥を、危害を加えることなく追い払うことができます。
チェリー・キャピタル空港のホームページによると、これまでにPiperはたったひとりで2957匹の鳥を追い払うことに成功しているんだそうです。(2016年3月20日現在)。
また周辺のフェンスのパトロールで、フェンスの下から野生動物が空港内に侵入していないかをチェックすることもでき、穴を発見した場合は人間に報告することができるんだそう。
【ゴーグルがまたかっこいい】
特製のゴーグルは100パーセント紫外線カット仕様で、ヘリコプターが巻き上げるホコリや砂、小石から目を保護するため、勤務中は昼夜問わずこのゴーグルを装着しているんだとか。
また温度の上がったアスファルトや石、雪、氷などから脚の肉球を守るために、特製シューズも履いています。こちらは地元トラバースからの寄付によるもの。
【お仕事ぶりがかっこよい!】
ABCNewsによってYouTubeにアップされている動画では、Piperの勇ましい仕事ぶりを観ることができます。こんなお利口な犬が今日も頑張って任務についていると思うと、胸が熱くなりますね。
参照元:Facebook / Cherry Capital Airport K-9 Team 、CHERRY CAPITAL AIRPORT K-9、YouTube / ABC News
執筆=黒猫葵 (c)Pouch
▼仕事中のPiper
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