「ベスパ」といえば、『ローマの休日』の主人公たちが街中をふたり乗りしたときに使われていたイタリア製のスクーター。そのベスパの前のパーツを使用したオフィスチェアが、最近海外で話題になっています。
製作したのはスペインにある「再利用」を理念に掲げているエコロジカルなデザインスタジオ「bel&bel」。
レトロでクラシックな色合いであるベスパのパーツを、椅子の背もたれ部分にそのまま使用しているんですが、背もたれのカーブとベスパのパーツのカーブが、ほぼ一緒だと気付いた人のひらめきがすごすぎる〜!
【アナタの背中にはベスパがついている】
座面のフェイクレザーのシンプルさが、ベスパのカラフルでレトロな色合いをより際立たせています。
しか〜し、これくらいで驚くなかれ。実は「bel&bel」では、ベスパの他にもクラシックな乗り物を「家具」とドッキングして、度肝を抜かれるようなハイブリットな作品の数々を生み出しているのです。
【ベスパ風立ち乗りスクーター】
同じくベスパの前部分のパーツを利用した立ち乗りスクーターも。こちらはまだプロトタイプだそうなのですが、全面がクラシックなベスパなのに、立ち乗りという、ちょっとアンバランスな印象を受けます。
【クラシックカーを冷蔵庫に大胆アレンジ】
他にもSEAT1500をバーカウンターに使えそうな冷蔵庫にしちゃったもの、スクーターのタイヤや、座席部分で作っちゃったバースツールなどなど……ホームページには度肝を抜かれるハイブリット家具がずらり。
その色使い、そのアイデア、「斬新」という言葉では言い表せないほど新しい! 好きな人にはたまらない感じになっておりますので、ぜひお楽しみくださいませ。
参照元:bel&bel、Instagram(@belybel_artworks)
執筆=黒猫葵 (c)Pouch
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