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賢い犬、といえば「警察犬」。特殊な訓練を受けている優秀なワンコたちの様子は、競技会などのパフォーマンスはもちろん、近年の日本では災害時に活躍する姿などを通しても、よく知られていると思います。

本日ご紹介する「drquantoms」がアップしたYouTubeの動画は、まさにその真骨頂。よく訓練された海外の警察犬による「超反応」をご覧くださいませ!

【警察犬は「守るべき人」を記憶する!】

動画冒頭で、スーツ姿の男性に駆け寄ってくる警察犬。かたわらにいるフェイスマスクをかぶった人、めちゃくちゃ怪しい風貌ですが、この方がワンコのトレーナーです。

スーツ姿の男性とこのワンコは、このときが初対面。トレーナーがスーツ姿の男性に「犬の頭をなでてください」とうながし、言われるがままにワンコの頭を触ります。

トレーナーの男性によると、もうこれだけで、スーツ姿の男性が“守るべき人”としてワンコに認識されているのだそう! 続いて、暴漢役の男性がワンコの頭をナデナデ。そのままスーツ姿の男性の横に座って握手したりして、これじゃどっちが”守るべき人”なのか、わからなくなっちゃうんじゃ……? と見ているこちらはドキドキ。

ところが、暴漢役の男性がナイフを振りかざした瞬間。ワンコはスーツ姿の男性の足元から飛び出して、的確にナイフを持つ腕に食らいついたのです! あっという間の出来事でした。 

少し動画を巻き戻してみると、ワンコがずっと暴漢役の男性の動きを目で追っているのがわかります。守るべき人に対して、周りの人間がどういう行動をとるか。それを注視する訓練を受けているんですねえ。

トレーナーに呼び戻されたあとは、またすぐに警護の姿勢に戻るワンコ。もう一度同じデモンストレーションを繰り返しますが、その反応の素早さはまったく変わりませんでした。いや〜、お見事です!

参照元: YouTube / drquantoms
執筆=森本マリ (c)Pouch

▼動画はこちら。本編は0:10〜です