以前からPouchでもお伝えしている「OCEAN-TEABAG」は見た目の可愛さとは裏腹に、いろいろシュールな点があるティーバッグ界の伝説的逸品。
どうしても目の前で泳がせてみたい……! ということで「ホオジロザメ」「ジンベイザメ」「リュウグウノツカイ」の3種を購入してみたので、実際にティーポットで泳がせてみたいと思います。
【まずは血がにじむホオジロザメにチャレンジ】
ホオジロザメのティーバッグにはダイバーのタグがついています。その様子はまるでダイバーがホオジロザメをお散歩させているかのよう。
【転倒し、瀕死のホオジロザメに……】
コップにお湯を注いで、そっとティーバッグを浮かべてみたら、ホオジロザメはバランスが悪かったようで横転、まるで瀕死の状態に。もしかしたら、この血はホオジロザメのものなの…?
でもご安心を。この赤色は血液ではなくハイビスカス・ローズヒップ・アップルピース・カモミールなどのブレンドハーブティー。美肌にいいやつです。アイスティーにしてもいいそうです。
【でっかい癒し系アイドルジンベイザメはジャンプさせて】
つづいてはでっかいのほほん癒し系アイドル、ジンベイザメのティーバッグ。
他のものとくらべて色がやや薄いと思ったらパウチの裏にはこのような但し書きが。
「抽出が足りなそうな場合は紐を持ってジンベイザメをジャンプさせてください」
ホンモノのジンベイザメをジャンプさせることはまず無理ですが、ティーポット内ならその夢が叶います。中身は煎茶でした。ちょっと薄めだけどほっこり和みます。
【全長19cm!リュウグウノツカイ】
つづいては本日のメイン、リュウグウノツカイのティーバッグ。オラ、こんな長いティーバッグみだごとねえ……って言っちゃうくらい長いです。ホンモノのリュウグウノツカイも長いけど、こちらの商品はティーバッグなのに全長が19cmもあります。
【放流したい】
あんまりにも長いので、茶葉が入っているティーバッグというよりも、魚類にしか見えないので愛着もひとしおです。もっと大きな水槽で飼うか、そのまま海に還してあげたくなってしまいます。
こんな小さなティーカップでしっぽが収まり切らないところに詰め込んだらかわいそうなので、この子だけはティーポットで泳がせてみました。
ティーバッグには仕掛けがあり、茶葉がしっぽのほうまでいかないようになっていました。このため万が一しっぽまで浸からなくてもちゃんと抽出できるようになっています。こんなところにまさかの保険が。ちなみに、中身は紅茶でした。
【まとめ:OCEAN-TEABAGの最大の弱点とは】
実際にお茶をいれて楽しんでみた結果、OCEAN-TEABAGの最大の弱点が判明。それは見た目であまりに度肝を抜かれるため、そっちに気持ちが向いてしまうことです。そのため肝心のお茶の味は全然わかりませんでした。
そして、茶葉を抽出したあとのティーバッグたちがかなりぐったりしている様子には少し心が痛みます。作るところから飲み終わるまで、シュールな光景に遭遇しまくりですが、いつものティータイムに少し退屈している方ならとっても楽しめると思いますよー!
参考:大翔水産
撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch
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