おとぎ話に出てくる建物はしばしば、全体的に “ぐにゃり” と歪んでいることがあります。

ファンタジーならではなあのビジュアルを「鳥小屋」というかたちで実現しているのが、イギリスを拠点に活動するアーティストの男性、ジェイ(Jay)さん。

海外ショッピングサイト「Etsy」にずらりと並んだ鳥小屋の屋根は、異空間に吸い込まれるがごとく “ぐにゃり” と曲がっていて、その唯一無二の可愛さに目が釘付けになってしまうんです。

【小人や妖精が住んでいそうです】

第一印象としては、鳥小屋というよりもむしろ、小人のお家のよう! すべてハンドメイドというだけあって、屋根の形やドア、窓の形、さらには細かな装飾にいたるまで、隅々にまでこだわりを感じられます。

【きっかけは「母親への贈り物」】

ジェイさんの仕事は、工務店や住宅会社の依頼を受けてドアや家具などを作る建具屋さん。これまでに、ケンジントン宮殿とウィンザー城の修復作業を担当したこともあるそう。

鳥小屋を制作するようになったのは、お母様の誕生日プレゼントがきっかけだったそう。60歳の誕生日にピッタリの贈り物を考えていたところ、庭に飾る鳥小屋というアイデアが浮かんだのだそうです。

【インテリアにしても絶対かわいい!】

それ以来、建具屋としてフルタイムで働きながら鳥小屋を作り続けているとのこと。商品は日本にも発送してくれるようなので、これぞというものが見つかったら、あなたの家に迎え入れてみるといいかもしれません♪

庭に置いて、本来の鳥小屋として利用するもよし。家の中に置いて、オブジェとして楽しむもよし。

価格帯はだいたい7000円台から1万円台。高額なものでも2万円台と、凝っているわりには極めて良心的な値段設定となっているので、さっそくチェックしてみてはいかがでしょうか。

参照元:Etsy
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼どれにしようか迷ってしまうわ