山梨県北杜市にある名店「金精軒」が生んだ「水信玄餅」を、 “レインドロップ・ケーキ” としてアメリカに広めようと活動していたダレン・ウォン(Darren Wong)さん。
ブルックリンの屋外フード・マーケット「Smorgasburg」で販売したことをきっかけに人気に火が点いたことは以前 Pouch でもお伝えしましたが、ウォンさんの “普及活動” はまた1段階、ステップアップしたみたいなんです。
自身が運営するレインドロップ・ケーキの公式サイトとフェイスブックページで販売されていたのは、レインドロップ・ケーキを自宅で作ることができる「手作りキット」。
【自分で用意するのは「水」だけ】
中にはシリコン製の型、レシピ、そして材料となるアガー、黒糖、きなこが入っていて、和風な器も同封されています。これ1つで、合計6つのレインドロップ・ケーキを作ることができるのだそうですよ。キットの価格は36ドル。
【ベジタリアン&ビーガンの人も安心して食べられます】
動物性由来のゼラチンではなく植物性由来の寒天を使用しているので、ベジタリアンやビーガンの人にも安心して食べてもらえる。そういった部分も海外で知名度を広める要素のひとつとなっているようで、公式サイトにはその旨がしっかりと記載されています。
また前回紹介した際にも触れましたが、特徴的なビジュアルも多くの人の心をつかんでいるみたい。考えてみればたしかに、雫みたいにぷるんとしていて見た目もアーティスティックだし、おやつやデザートとして出したら一気に盛り上がりそうですもんねぇ!
【いろんなアレンジで楽しんでいる人も】
「手作りキット」の価格は、日本円でおよそ4000円。ちなみに公式インスタグラムには色とりどりのレインドロップ・ケーキの写真が掲載されておりまして、食紅で色を付けたり食用花を入れたりと、自分なりにアレンジを加えたレインドロップ・ケーキを生み出し楽しんでいるようなんです。
水信玄餅を知っている日本人なら絶対に思いつかないであろう “オリジナル・レインドロップ・ケーキ” に、目からウロコ。こういった楽しみ方もあるのかと、新たな発見がありました~!
参照元:Raindrop Cake、Facebook、Instagram@raindropcake
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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