レインドロップ(雨しずく)・ケーキ。そう聞いて、みなさんはどんな食べ物を思い浮かべるでしょうか。
ぷるんと艶やかな質感のゼリーが乗っかったケーキ? それとも “雫のかたち” を模したスポンジケーキ?
いいえ、どちらも不正解。レインドロップ・ケーキとは、日本の和菓子「水信玄餅」のこと。
ひと目見てその魅力に心を打ち抜かれてしまったという米NY在住のダレン・ウォン(Darren Wong)さんが、アメリカでもその存在を広めようと、現在奮闘している真っ最中なんですって。
【「水信玄餅」ってなあに?】
「水信玄餅」とは、山梨県北杜市にある名店「金精軒」にて販売されている、名水を寒天で固めたものを黒蜜ときなこでいただく、極めてシンプルな水菓子。
写真を見れば “レインドロップ” と名付けられたことも納得、透明でまあるいそれはまるで、大きな大きなしずくのよう!
【ネットの声】
4月初旬、ウォンさんがブルックリンの屋外フード・マーケット「Smorgasburg」で同品を販売したところ、ネットを中心に瞬く間に話題に。インスタグラムには以下、数多くのコメントが寄せられておりました。
「めちゃくちゃクール」
「なにこれ!?」
「なんかこわい」
「可愛い。シリコン入れた胸のようにも見える」
「クラゲみたい」
「どんな味なんだろう」
「ゼリーなのかな?」
「興味をそそられる」
「ロンドンでも売ってほしい」
へええ、色々な声がありますね。ただ「こわい」という感想に、個人的にはビックリした次第。日本人ならきっと誰しも、見た目から「寒天と黒蜜ときなこかな?」と想像できますしねぇ。
【日本の味が世界へ!?】
シンプルながらも味わい深く、なおかつ見た目が芸術的なまでに美しい「レインドロップ・ケーキ」。今後全米において、さらには世界において流行のスイーツとなるのか。その行方が、非常に気になるところですっ!
参照元:Darren Wong、Facebook/Raindrop Cake、Instagram/Raindrop Cake、Instagram/#raindropcake
参考:金精軒
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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