何度見ても、目を疑うような映像です。アメリカで高速道路を走る車の上に乗っている猫の姿が撮影され、ニュースで紹介されました。

走行中の車の速さはおよそ時速100km。猫はどうにかして車の上に留まっていますが、映像からは必死に鳴いている様子がうかがえます。

このニャンコ、どうなっちゃうのぉおぉ!?

【隣を走行していた車から撮影】

この衝撃映像を撮影したのは、同じように高速道路を走る車に乗っていた女性とその家族。娘さんが最初に異変に気づいて、「あれ、猫じゃない?」「まさか、アライグマとかじゃないの?」などと話しつつ、撮影しながら車を寄せていったのだそう。

それが猫だとわかった瞬間から、ご主人が何度もクラクションを鳴らし、彼女も窓ごしから必死に隣の車の運転手に「猫! あなたの車の上に猫がいるわよ!」とジェスチャーや口パクで示します。

映像を観るとわかるのですが、100km近くで走る車の音、クラクションの音に紛れて、「ニャアアア!」と、はっきり猫の鳴き声が聞こえます。なんとも悲痛な叫びで、怯えている様子がひしひしと伝わってくるのです。うわ〜ん、この猫ちゃん、どうなっちゃうの〜っっ!?

【その後の猫ちゃんの安否】

隣の車に乗っている女性は、最初は訝しげにこちらを見ていましたが、途中で意図が伝わったらしく、ゆっくりとスピードを落として路肩へと車を寄せていきました。

映像はそこで途切れていたのですが、どうやら猫ちゃんは振り落とされずに済んだ様子。でも、どこか怪我をしていなかったか、ちゃんと家に帰れたのかとか。ここまで見ちゃったら気が気でなりません。

同じように感じる人も多かったのか、動画のコメント欄には、猫ちゃんの安否を気遣う声がズラリ。

「ほんとに可哀想! あんなに怖がって……無事だといいんだけど」
「その後、大丈夫だったのかが気になるよ」
「ほんと、私も気になる」

みんな気持ちは同じみたい。大丈夫だったのかなあ。

【無事にお家に帰れました!】

ところが、コメント欄を眺めていると、こんな情報が!

「このニュース、続報があったよ。どうやら、猫ちゃんの飼い主は、まさにその車に乗っていた女性だったらしい。猫ちゃんも無事みたいだよ!」

おおおおお! つまり、猫ちゃんは自宅から飼い主さんの車の上に乗って来ちゃった、ってこと!? 何にせよ、無事に怪我もなくお家に帰れたんだね。良かった〜〜〜〜〜!!

自宅から、車が止まった場所まで約3kmほどだったそう。さほど遠くはないとはいえ、やはりニャンコはめちゃくちゃ怖かったと思います。

でも実際のところ、車を止めたときには猫ちゃんよりも飼い主のほうが震え上がっていたとのこと。確かに、このまま走っていたらどうなっていたことかと思うと……ううう。

飼い主さんもニャンコも、本当に無事で良かったよぉ!!!

参照元:YouTube
執筆=森本マリ (c)Pouch

▼最初のニュース映像。ニャンコの表情がツラい……

▼こちらが後日談。ほんと、無事で何よりです!