西日本の広い範囲に被害をもたらした集中豪雨、関西地方に強いダメージを与えた台風21号。そして、北海道で起きた大地震……このところ、ひどい災害が続いてしまっているニッポン。
こうした状況では、いやがおうでも意識せざるをえないのが “防災のための対策” 。
もしもあなたがドコモユーザーで、なおかつAndroid機種をお使いであれば、災害時に役立つ「非常用節電機能」や「災害用キット」というアプリが搭載されているので、今のうちに確認しておくといいかもしれません。
【その1:非常用節電機能】
どんな機能なの?
→災害などの非常時に、機能を必要最小限にして少しでも待受時間を延ばすモードのこと。ホーム画面や設定を省電力化し、動作するアプリを制限(電話やメール、災害用キットなど災害時に役立つアプリは使用可能)。また画面消灯中はパケット通信を制限します。
どうやって設定するの?
→非常用節電機能は機種によって名前が異なり、「非常用節電モード」「緊急時長持ちモード」「緊急省電力モード」「ウルトラ省電力モード」という4つの名称があるのですが、そのうち「ウルトラ省電力モード」以外の設定方法はすべて同じ。以下がその手順です。
1. 電源ボタンを長押し
2. 「非常用節電モード」「緊急時長持ちモード」「緊急省電力モード」のうち、表示されたものを選択(※機種によって名称が異なるので該当するものを選ぶ)
3. 自動的に再起動
これで必要最低限のアプリ稼働と画面明度になります。
モードを解除したいときは「設定」をタップ、続いて「緊急省電力モード(非常用節電モード or 緊急時長持ちモード)を解除する」をタップすればOK。
【その2 :防災アプリ「災害用キット」】
どんなアプリなの?
→家族や友人の安否を音声メッセージで確認できる「災害用音声お届けサービス」や、自分の安否情報の登録および家族の安否を確認できる「災害用伝言板」。そして緊急地震速報や津波警報を「エリアメール」が利用できるアプリ。
どうやって設定するの?
→インストールした後、必要事項を登録するだけ。無料なので、いざというときのために今のうちに登録しておくといいかもしれません。
ちなみに「エリアメール」には、 “もしも津波警報を受信したらどうすべきか” などの書かれた心得もあって、避難における基本行動を知ることができます。
【いざというとき使えるように、今すぐ試してみるといいかも!】
ただしドコモ&Andoroid機種でもこれらの機能が搭載されていないこともあるようなので、公式サイトから対応機種を確かめてみてください。
備えあれば憂いなし。該当するというみなさんはさっそく、チェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:NTTドコモ
画像=(c)Pouch
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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