魔女「鏡よ鏡、世界で最も癒してくれる動物は?」
私「猫です」
魔女「いやお前誰だよ」

と横から即答するほど猫が大好きな私。小さい頃から猫と生活してきたこともあって、上京してからの猫のいない生活はとても寂しく感じています。

そんな、猫と生活したくてもできない人にとって最高にうれしいイベントを発見! それは大人気イベント「吉祥寺ねこ祭り」の企画のひとつ『にゃんこ映画祭』なのだ!

【猫と映画をみれる「にゃんこ映画祭」】

「吉祥寺ねこ祭り」とは、猫に関するさまざまな企画が10月1日〜31日まで開催される東京・吉祥寺を舞台にした人気イベント。猫の譲渡会や猫パングルメなどがある中、いちばんオススメしたいのが、猫と一緒に映画を観られる「にゃんこ映画祭」です。

2015年から毎年開催されていて、今年で3回目を迎える人気企画。今回は2018年10月26日に吉祥寺の猫カフェ「てまりのおうち」で開催されました。

上映された作品は、今年亡くなった大杉漣さん主演の映画『ネコナデ』です。ワンドリンクつき3500円のチケットを事前に購入し、当日会場に向かいます。

【上映までの時間は猫おさわりタイム♪】

開場は19時30分。受付を済ませて、好きな座席を選択。全ての座席にはテーブルと椅子と荷物入れケースが設置されています。ワンドリンクとしてお茶、水、ビールの中から好きなドリンクをゲット。

全てが完了したら、上映開始の20時30分まで猫とひたすらモフモフタイム!

27匹もいる猫と、おもちゃで遊んだり、撮影したり、モッフモフに触ったり……なにこれ超癒される(鼻血)。

猫たちもあちこち移動するので、触れないということはまずありません。

また、お食事メニューもあるので、上映までの間ゆっくり食事を楽しむこともできます。

【上映スタート! すると猫たちは…?】

室内が暗くなり上映が始まると……猫たちはお客さんのいない座席後ろの空いたスペースに移動。水を飲んだり、トイレに行ったり、ゴロゴロしたりと休憩している様子。スタッフさんによると、毎回映画が始まると移動してくるのだとか。

しかし、それも最初だけ。ある程度休憩が済むと、ドッタンバッタンと上映中何度も物音を響き渡らせたり、お客さんにくっついておとなしく映画を見たり。遊んでほしいのか、客席をぐるぐるラウンドする猫もいます。

映画を見ながら、猫を感じまくるひととき。猫好きにとってはもう、なんとも幸せな時間です。

【ペットロスが癒された…】

私は今回取材での参加だったので、1番後ろの隅っこに荷物を置いて、その様子を観察させてもらっていました。すると、私のカバンにピタッと寄り添う猫が。か、かわいいい(吐血)!

ちょっと前に実家の愛猫を失いペットロスだった私、自然と涙が流れてしまいました。猫ってやっぱりかわいい、大好き、一生大事にするからまた飼いたい! と覚悟に震えていると、猫も震え始めるではありませんか!

おしっこされた\(^o^)/

しかし…愛しさ倍増。懐かしい気持ちになり、ペットロスがだいぶ癒されました。

※荷物はケースに入れておけばおしっこされないので、ご安心を!

【上映終了したら即帰宅だよ!】

上映が終了したのは22時ごろ。映画が終わると即帰宅するように言われます。誰もがみな、笑顔で手を振ってお別れです。猫たちも、夜遅くまでお疲れ様でした。

【来年もやってほしい!】

猫も映画もお腹も心も満たされる素敵すぎるイベント「にゃんこ映画祭」。20時半上映スタートと、夜遅くから開始してくれるので、仕事帰りの人も、ひとりで参加している人も多くいる印象でした。

こちら、来年も開催予定とのこと。気になる方は来年の「吉祥寺ねこ祭り」からチェックですぞ!

取材協力:ねこ祭り実行委員会
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼猫たちに癒されるぅ〜たまらなく癒されるぅ〜!

▼スタッフを見守るニャンコ

▼どんだけ人が撫でようと、全く起きない猫

▼特等席から映画を見るニャンコ

▼写真慣れしているプロ猫

▼こんなところにいたのか!

▼眠そうである

▼わたしのカバンにおしっこした猫たん。でも可愛いから許す。むしろありがとうございます

▼トイレに行くにゃんこ

▼我が愛猫、お嬢。また会いたいよ…

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]