陶芸家ジョン・アルメダ(JON ALMEDA)さんは、自身の作品の ”サイズ” にこだわるアーティスト。彼の生み出す複雑な色合いの美しい陶器たち、それらはすべて指先ほどのサイズしかありません。

そんな精巧で美しいミニチュア陶芸品は、ハワイのオアフ島で生み出されています。青い空と海ををバックに小さなろくろが回り、作品が形作られていく――その過程が収められた動画は静かで穏やかで、いつまでも見ていられそうな心地になるんです。

【サイズが要の作品集】

アルメダさんの作品はどれも、一瞬実用的な器に見えるものの、その実かなりのミニチュアサイズ。コインや指先と並べられた写真が多いことからも、サイズへのこだわりがうかがえます。

中にはマーブルチョコやグミなど小さなお菓子と並べられているものも。大きさの感覚がわからなくなってしまいそうなほど精巧に仕上げられた作品に、思わず釘づけになってしまうんです。

【ハワイの風景から造形や色を】

一方で、作品の造形や色付けにはハワイの海や雲の形、その風景から大きなインスピレーションを受けているのだそう。海や砂浜を背景にして釉薬の焼き上がりサンプルをうつした写真もあるのですが、見事なほど景色に溶け込む色合い。

目に映る美しいものを、指先のすべてに投影するアルメダさんの作品群。人々の心を不思議にとらえるのも納得です。

【制作過程動画は必見!】

作品を見るだけでも十分美しいのですが、時折アップされている製作過程をとらえた動画も視聴の価値アリ。

ハワイの海や夕景、街の喧騒などと一緒に映し出される小さなろくろ、そこから土が形をなしていくその工程は、癒やし効果さえ感じます。

【プレゼント企画も開催!?】

ちなみにわたしがこっそり気になっているのが、ときおりアルメダさんのアカウントで行われている「Give Away」。ギブ・アウェイ、つまりプレゼント企画です!

インスタグラムでアルメダさんをフォローしていると、時折開催される作品プレゼント企画に参加できるみたい。次のチャンスがあったら、ぜひ応募してみたいです〜!

参照元:Instagram @almedapottery, ALMEDA POTTERY
執筆=森本マリ (c)Pouch