2014年4月から、 “家族” をテーマにした感動CMを作り続けてきているマルコメ

2019年3月15日より全国放映を開始したのは、シリーズ7作目となる『料亭の味 米麦合わせ ふたりでおやすみ篇』。さまざまな葛藤を抱きながらも、女手ひとつで懸命に子どもを育てるシングルマザーが主人公のようなのですが……。

母親・真美子の声を務めているのは、女優で創作あーちすとの “のん” さんだというのだから、期待せずにはいられないっ。

そして実際に視聴してみたところ、のんさんの声が感動を後押しする素晴らしい作品となっておりまして、人目もはばからずちょっぴりウルウルしてしまったのでした。公共の場で、あんまり泣かせないで……!

【ふがいない自分を責める母…】

小学1年生の息子・陸(りく)のため、仕事に家事に子育てにと、日々フルスロットルで頑張っている真美子。日頃の頑張りがたたったのか、ある日風邪で発熱してしまい、仕事を休まざるを得なくなってしまうんです。

ちょうど同じ日に、陸も腹痛を発症。お昼にはおかゆとお味噌汁を作って、ふたり並んで床につくのですが、仕事も家のことも中途半端になっている自分に落ち込んで、真美子はひとり涙で枕を濡らしたのでした。

【息子の本心を聞いて笑顔に!】

真美子が自分を責めなくなったのは、その数日後に陸の担任教師から

「陸くん、この間楽しかったみたいですね」

と聞いてから。陸は陸で、大好きなお母さんと1日中ずっと一緒に過ごせたことが、本当に嬉しかったようなんです。ああ、何度観ても、ここで涙腺が崩壊してしまう……。

【視聴者から大絶賛されています】

シングルマザーとして普段気を張っている真美子。心の中で抱き続けている「この子には私しかおらんのに」という思いがのんさんの声で再生されるたび、胸がギュウッと締め付けられます。

子どもがいてもいなくても、真美子に感情移入せずにはいられない新CM。YouTubeでの再生回数はなんと117万6000超にまで達しておりまして、

「あったかい気持ちにさせやがってチクショー!」
「素敵すぎて広告飛ばさず見てここまで来てしまった」
「素晴らしいよ、のんちゃん。この才能をもっと活かす場をもっともっと提供してほしい」
「のんちゃんめっちゃ声優さんとしての演技上手くなってる……」
「のんの声もいいしアニメーションも最高すぎるなんだこれ」

といった具合に、称賛の声も続々寄せられているんです。

ちなみに新CMのアニメーションを制作しているのは、『踊る大捜査線 THE MOVIE』や『ALWAYS 三丁目の夕日』などを制作しアカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した実績もある映像制作会社のロボット。のんさんの声と同じくらい、アニメーションにも注目してみてくださいね!

参照元:マルコメYouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼泣いても大丈夫な環境で観てください