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すっかり春めいて道端のあちらこちらでタンポポを見かけるようになりました。タンポポは黄色い花を咲かせた後、綿毛になりますが、あれっていつの間に変わっていますよね。いったいどう変わっていくのでしょうか。瞬間的にパーン! って変わっているのかな?

そこで本日ご覧になっていただきたいのが、YouTubeで公開中の「Time lapse Dandelion flower to seed head」。

タンポポが花から綿毛になる過程を5〜45分間隔で撮影し、1ヶ月の記録をタイムラプスにしたこの動画を観れば、長年疑問に抱いていたタンポポの秘密が明らかになるよ!

【黄色い花から綿毛へ】

この動画の長さは1分40秒ですが、開始10秒ほどであのおなじみの黄色い花はすぐに閉じてしまいます。その後、閉じたまま少しだけ上に長くなります。

花が閉じだ状態がしばらく続きますが、周りの緑のがくが萎れ始め、そのあと徐々に開いていくと、中にはふわふわの綿毛が! やがて綿毛がゆっくりと広がってあの丸い状態になると、かつて黄色い花びらだった部分は風に吹かれて飛ばされてしまいました。

【ネットの声「別の種類のタンポポだと思ってた」】

動画のコメント欄を見てみると、黄色い花と綿毛は別の種類のタンポポだと思っていた方、けっこう大勢いらっしゃいました!

「綿毛と花はそれぞれ別の種類のタンポポだと思ってたよ!」
「綿毛を飛ばさずにいられたなんてすごい」
「友達が綿毛と花は違う種類だと思っているみたいだから、この動画を見せます」
「すごくゴージャスだわ。時間をかけてつくってくれてありがとう」
「速度を0.25に落として、自然に近いスピードで楽しんだよ」
「ありがとう。綿毛が黄色い花だったなんて知らなかった」

【小さなタンポポのたくましさ】

タンポポが黄色い花でいられるのが思いの外短いこと、つぼみのように閉じているときには中で綿毛をつくっていたということ。小さなタンポポの生命のたくましさを感じる動画でした。

参照元:YouTube / Neil Bromhall
執筆=黒猫葵 (c)Pouch

▼黄色い花から綿毛になるまでの過程