時計の文字板「ダイヤル」は、時計の “顔” ともいえる部分。

セイコーウォッチの本格機械式時計ブランド「セイコープレサージュ」から発売されるのは、日本伝統のお菓子 “煎餅” ダイヤルとして採用(!)した、新モデル3機種。2019年4月1日を皮切りに、全国および海外で販売を開始するといいます。

今にも香ばしい匂いが漂ってきそうな「煎餅ダイヤル」のラインナップは、醤油・ごま・ざらめ。そのほかには、お世話になった人へプレゼントするにふさわしい “贈答用” も用意されているので、ぜひチェックしてみてほしいんです。

【煎餅職人のこだわりが詰まってます】

世界でもっとも “味わい深い” と思われる「煎餅ダイヤル」は、その味わい深さを表現するために、妥協なき挑戦を続けてきたといいます。

どんな米や醤油が最適なのか? どんな温度で焼き上げれば、理想の色合いになるのか?

そんな試行錯誤によって生まれたという「煎餅ダイヤル」には、セイコーの技術者と熟練の技を持つ煎餅職人のこだわりが詰まっているんです。

【繊細過ぎる技「海苔細工」】

YouTubeには製作の様子をとらえた動画も公開されているのですが、ここでいちばん目を引くのが、ダイヤル上の「海苔細工」

ローマ数字やロゴマークとして採用されているのは国産海苔で、これを精巧に切り抜き、職人たちがひとつひとつ貼り付けているんです。

【歴史ある(?)賞も受賞しているよ~】

気の遠くなるような繊細な作業を経て完成した「煎餅ダイヤル」の出来栄えは、もはや芸術の域。「日本茶に合うウォッチアワード金賞」や「醤油が香るウォッチコンテスト最高賞」を受賞するなど、高い評価も得ています。

いざというときはパリッと食べられるというオプション(?)も前代未聞ですし、匠の技がさく裂した腕時計は、今後ますます世界中から称賛されるに違いありません。

【ごめんなさい、ぜんぶウソです】

……ところでこちらの「煎餅ダイヤル」、発売日は、4月1日。そうです、エイプリルフールです。

つまりは「煎餅ダイヤル」は、完全なるネタだったのでした! ウソついてごめーんね!

参照元:プレスリリース、セイコープレサージュ / 煎餅ダイヤル
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼すぐに湿気てしまいそうだナ…

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