台風15号、19号に九州地方の豪雨……2019年はさまざまな災害が起きた年でもありました。

現在、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」では、こうした災害で被災した生産者とお礼の品を紹介する特集ページを公開しています。

これらのふるさと納税を利用し、地域の生産者が提供するお礼の品をもらい、被災地の地場産業を応援する。これもまた復興へのひとつの力となるに違いありません。

【長野県の老舗漬物屋が目指す次の100年】

たとえば、長野県長野県麻績村にある老舗漬物屋「木の花屋」。加工工場が千曲川の遊水地の近くにあり、台風19号・21号で機械に損害を受けたそう。

復旧には2か月ほどかかる想定だったところ、中野市の同業者が機械の一部を貸してくれて、2週間ほどで操業再開できるように。まさに「敵に塩を送っていただいた」状態に涙が出たといいます。

苦難を乗り越えながら、災害を通して得たものを大切に、次の100年に向けて頑張っていきたいという「木の花屋」。1万円以上の寄附で、お礼の品として「麻績村数量限定浅漬け野沢菜詰め合わせセット」が用意されています。

【伊勢海老・アワビ漁の復興に向けて】

観測史上最強クラスの勢力で首都圏を中心に猛威をふるった台風15号。千葉県南房総市「東安房漁業協同組合」では、長期にわたる停電で海水プールの温度調節ができなくなり伊勢海老が全滅してしまったのだとか。

現在は修復も徐々に進みつつあるそうですが、「たとえ時間がかかっても、元気を出して必ず復興することが支援をいただいた皆様への何よりの恩返し」とのコメントを寄せています。


こちらは寄付額6万円~でお礼の品が「漁協からの贈り物(伊勢海老約400gと房州黒あわび約660g)」となっています。発送は2020年8月を予定しているとのことです。

【ほかにも被災地のお礼の品を多数掲載】

また、特集ページでは、8月の集中豪雨により被害を受けた佐賀県武雄市の豆腐屋「佐嘉平川屋」も紹介されています。こちらは8000円以上の寄附で「佐嘉平川屋温泉湯豆腐」のお礼の品がもらえるとのことです。

このほかにも、それぞれの被災地のお礼の品が多数掲載されている「ふるさとチョイス」特集ページ。詳しくは参照元からご覧ください。何かの形で復興支援をしたいと考えている人、ふるさと納税の品を選び中の人は検討してみてはいかがでしょうか。

参照元:ふるさとチョイス プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch