先日車を走らせていると、幸楽苑の看板にデカデカと書かれた「ドライブスルー」の文字が目に飛び込んできました。幸楽苑がドライブスルーを導入し始めたのは知っていたけど……群馬にもあったんか~い!!
実は群馬県は、ドライブスルー王国。ファーストフード店以外にメガネ屋さん、クリーニング屋さん、調剤薬局に質屋さんまでもがドライブスルーを導入しています。
でも、ラーメン屋さんのドライブスルーを見たのは、31年間群馬に住んでいて初めて。いったいどんな感じなんだろ?ということで、実際に利用してみましたよ〜っ!
【全商品が注文できます】
今回利用したのは「幸楽苑 群馬町店」。看板からのぼりまであちこちに「ドライブスルー」と書かれており、めちゃくちゃ推しているのがわかります。
さっそくドライブスルー注文口へGO! 一見注文できる商品が少ないように感じましたが、その他はメニューボードの横にさりげなく貼られていました。
私が今回注文したのは、中華そばにチャーハン、プリンがついた「お一人様セット」(税込960円)と「餃子」(税込240円)。
基本的に群馬県内のドライブスルーは注文口と受取口が分かれているお店がほとんどですが、「幸楽苑 群馬町店」の場合、注文口があるだけです。
お会計や商品受け取りは、そのまま注文口で待っていればいいのかな?と思っていると、注文口から3メートル先にある入口の前に案内されました。
え、ここでずっと待つの!? 入口の前って結構邪魔じゃないかな……とソワソワしていると、店員さんが走って来たではありませんか。
お会計に来てくれたようで、お金を支払うと「急いで作ってきます!!」と走り去って行きました。なんともドライブスルーらしからぬオペレーションでクスっときてしまいます。
商品の受け取りは、入口の目の前ではなく、駐車場に設けられたドライブスルー専用のスペースで。
車の中で待つこと10分、このときもやはり、店員さんが車まで商品を持ってきてくれました。ちなみにドライブスルーと店内利用とで調理方法や食材は特に変えていないそうで、「早く食べてくださいね」とのこと。
【ラーメンはアツアツで麺の伸びもほぼナシ】
商品を受け取ってから20分、ようやく自宅に到着です。完成から20分経過したラーメン、どんな状態になっているでしょうか。
時間がだいぶ経過しているのに加えて、私は運転が結構荒いので、帰ってくるまでの間でスープがこぼれてしまっているのでは……と不安が募ります。
気になるラーメンの袋を開けてみると……スープ漏れはセーフ。軽い力では開かないくらいしっかりした蓋です。
そして、ラーメンの容器はコンビニ弁当のようにスープと麺が別々になっていて、麺を伸びにくくする工夫がされていました。
実際に食べてみると、若干麺はやわらかいかな?と感じるものの、スープはアツアツでお店で食べているときとほとんど変わりません。ラーメンもチャーハンも餃子も出来立てのおいしさ。
ラーメンの持ち帰りをしたいけど、車から降りるのはめんどくさ~い!という私にとって、幸楽苑のドライブスルーは神でした。
【実は激レア店舗でした】
調べてみると、現在ドライブスルーを導入しているのは本社を構える福島県郡山市内の4店舗と群馬県内の3店舗のみ。
全国に7店舗しかない激レアなドライブスルー対応店舗だったんです。
そんな幸楽苑のドライブスルーが群馬県に導入された背景は、やはりさまざまな業種のドライブスルーがあるからだそう。
今後他県にも展開されて行くかもしれませんが、今のところは激レアな「幸楽苑のドライブスルー」。群馬にドライブがてら、ぜひ利用してみてはいかがでしょう~♪
参考サイト:幸楽苑
撮影・執筆:緑豆まめこ
Photo:(c)Pouch
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