たまご。これほど身近で奥の深い食材があるでしょうか。

とくに「ゆでたまご」はお鍋でゆでるだけという超カンタンな調理法ですが、失敗しやすいのも事実。

ゆで時間次第によって完成度が異なるし、黄身の固さは好みで別れるし、正直に言って「ゆでたまごは地味に面倒な料理」だと思うのです。

ところがコイズミの「エッグスチーマー」なら黄身の硬さを選べるゆでたまごや、温泉卵も簡単に作れるとSNSで話題に。今や次々と買う人が増えている話題の家電なのです!

たまご好きとして実際に購入した結果、メリットとデメリットがあったのでご紹介します。

【シンプルな作り】

「エッグスチーマー」は約23×11cm、高さは約13.5cmとコンパクトなサイズです。

本体&フタ・計量カップ・掃除用ブラシがセットになっています。

本体の中には取り外しできるエッグスタンドが入っていて、ここにたまごをセットするそう。

では、いよいよ3種のたまご(半熟・固ゆで・温泉卵)を作ってみますよ〜!

【いざ、ゆでたまご!】

まずは個人的に大好きな半熟ゆでたまごを作ってみることにしました。計量カップで水をはかって本体に入れます。

エッグスタンドにたまごを置いてフタをしたら……

スイッチオン!!

スイッチはつまみをまわすだけなので本当にカンタンです。

【カンタンに完成しました♪】

しばらくすると、カメラのレンズが曇るぐらいモクモクと湯気がたってきます。

出来上がると電子音がなるので、もちろんタイマーいらずです。

ドキドキしながら中身をチェックしてみると……ちゃんとトロッとした半熟ゆでたまごになってる〜!!!!

本体が冷めてから固ゆでたまごも作ってみましたが、こちらも完璧でした。

しかも、なぜかわからないのですが殻がスルッとキレイにむけるのです。

いつも苦戦していた殻むきまでキレイにできてしまうなんて、すごくすごく便利すぎませんか!?

【温泉たまごも…カンタン♪】

同じやり方で温泉たまごにも挑戦してみましたが、まるでお店のような温泉たまごがあっさり完成してしまいました。

温泉たまごって、時間や火加減がむずかしくて失敗しがちなのに……ほったらかしでカンタンにできてしまうなんて、もうホントに最高です♡

【注意点もあるよ】

ということで、ものすご〜く優秀だった「エッグスチーマー」は速攻でキッチンの一軍選手になりました。

ただし、実際に使ってみてわかった注意点もあるのでお伝えします。

<温泉たまごは時間がかかる>

半熟は約10分、固ゆでは約16分と比較的スピーディーにできますが、温泉たまごは約40分と調理時間が長めです。

早めにスイッチを入れておくことを忘れずに!

<作れる個数は限りあり>

ゆでたまごはエッグスタンドめいっぱいの最大6個まで作れますが、温泉たまごは最大3個までなのでご注意を!

<水の計量などが細かい>

時間はスイッチを入れてしまえば機械まかせですが、水はたまごの個数・できあがりの固さによってカップで正確に計量する必要あり。

また「ゆでたまごはとがった方が下・温泉たまごは丸い方が下」といった方向なども指定されています。

説明書に書いてある通りにすればいいだけなので難しくはないのですが、覚えるまではちょっとだけ手間かも? と思いました。

<本体は洗えない>

本体部分は丸洗いできないので、ふいてお手入れします。

たまごと水しか使わないのでそこまで汚れることはなさそうですが、神経質な方は気になるかもしれません。

【たまご好きなら買いです】

お値段は3278円(税込み)と、調理家電としてはかなりリーズナブル。

これひとつでゆで時間・火加減・吹きこぼれの心配から解放されるので、いつでも気軽にたまごが味わえるのが嬉しい〜♡♡♡

個人的には大正解の便利グッズだと思いました。

家でゆでたまごや温泉たまごをよく食べる方は買って損なしなので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

参考リンク:KOIZUMI
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]