【Amazon Prime Videoの新番組を本音レビュー】
今回ピックアップするのは、Amazon Original クッキング・リアリティ番組『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1(2022年4月22日よりプライム会員向けに独占配信)です。スイーツ好き、パン好き、料理好きは必見のクッキングコンテスト番組!
では、さっそく番組の魅力をご紹介していきましょう。
【番組内容】
『ベイクオフ・ジャパン』は、イギリスで社会現象を巻き起こした人気番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』の日本版。総勢10名のアマチュアベイカーたちがお菓子やパン作りの腕を競い合い、優勝者を決めるクッキングコンテストです。
オリジナル番組と同じく、パンやお菓子作りが大好きなアマチュアベイカー10名が番組にエントリー。各エピソード、ベイカーたちは3つのチャレンジに挑戦します。審査員のジャッジにより各チャレンジで優秀者(スターベイカー)が選ばれ、3つのチャレンジ終了後に番組を去るベイカーが決定。そして、全エピソードの最後にチャンピオンが決まるのです。
審査員は世界的なパティシエの鎧塚俊彦さん、日本とフランスで活躍しているパン職人の石川芳美さん。番組ホストは俳優の坂井真紀さんと工藤阿須加さんです。
【繊細さ、難しさを知る!】
イギリス版の『ブリティッシュ・ベイクオフ』も見た私から結論を申し上げますと……めちゃくちゃ面白い番組です!
「クッキー焼いたら鉄板の上で全部くっついて一枚の大きなクッキーになっちゃった~」みたいなイギリス版の失敗を見て、「手先の器用な日本人は、このような失敗はあるわけがない!」と、思っていました。
が、しかし!
パンとお菓子作りって想像以上に繊細で、かつ、制限時間内に作り上げることが実に難しいことが、この番組を見てよ~くわかったんです。
【3つのチャレンジにハラハラしっぱなし!】
ベイカーたちは、1エピソードにつき下記の3つのチャレンジが与えられます。
1、オリジナルチャレンジ(独創性)
2、テクニカルチャレンジ(技術)
3、ショーストッパーチャレンジ(プレゼン力)
これを制限時間内に完成させるのです。一応レシピもありますが、かなりザックリしたものなので、ベイカーたちの知識や技術が問われます。
「デコレーションケーキ作ったことない」とか「パンが得意なのでケーキはちょっと」など、それぞれ得意と不得意がある中、制限時間内に作り上げるのが、本当に大変!
オーブンをのぞいては「もうタイムアップなのに焼けてない~」とか、なかなかクリームが泡立たないと思ったら「生クリームと牛乳を間違えて入れちゃった~」とか、うっかりミスをしちゃう人もいて、見ているこちらもハラハラ。
思わず手伝いに行きたくなりましたよ!
【ベイカー同士に生まれる友情に涙】
エピソードが進んでいくと、ベイカーたちの間に友情が生まれます。ライバルだけど仲間なんですね。
「ボウルが足りない~」と探しまくっていると「これ使ってないから」と貸してあげたり、先に終わったベイカーが時間がないと慌てるベイカーに「手伝うよ」と手を貸してあげたり、みんなすごく優しいんです。
ベイカーたちはチャレンジの合間にインタビューを受けるのですが、「恋人のために作りたい」とか「おばあちゃんに食べてもらいたい」とか「誰かのために」と語る人がすごく多いんです。お菓子作りが好きな人はみんな愛情深いんだな~とホッコリ。それだけに、エピソードの最後に番組を去るベイカーが決まるのが辛い……。発表された途端「寂しい」と泣いちゃう人も。
発表は番組ホストがするのですが、初回では坂井真紀さんが涙しながら発表。でもわかる、その気持ち………。
【ワクワクと感動がいっぱいのリアリティショー】
ベイカーたちのケーキの仕上がりもワクワクするし、うまくできたときは見ているこちらも「やったー!」とバンザイしたくなるほど。かわいくておいしそうなケーキやパンが続々登場するのでヴィジュアルも華やか!
お菓子作りの工程で思いがけないドラマが展開されることもあり、見始めたら止まらなくなること必至のクッキング・リアリティ番組『ベイクオフ・ジャパン』、超オススメです!
参考リンク:Amazon Prime Video 『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1
執筆:斎藤香(C)Pouch
『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1
(4月22日(金)、29日(金・祝)に4話ずつ配信:全8話)
出演:鎧塚俊彦/石川芳美/坂井真紀/工藤阿須加
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[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1 予告編
https://youtu.be/ke2NbalZAas
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