世界最高峰のサーカス・エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の日本公演がついに復活ーーーっ! 137万人を動員した2018年『キュリオス』以来5年ぶりの来日公演となります。
昨今の情勢により、公演中止を余儀なくされていたシルク・ドゥ・ソレイユ。過去には劇団員を解雇したニュースが話題になりましたが、また帰ってきてくれるとは……!
これまでになにがあったのか振り返りつつ、今後の予定をチェックしていきましょう。
【シルク・ドゥ・ソレイユの歩み】
“太陽のサーカス” という意味をもつシルク・ドゥ・ソレイユが結成されたのは1984年のこと。
人間の持てる能力の限界まで追求したパフォーマンスを武器に、生演奏、照明、美術、衣装、振付に至るまですべてにこだわり、極めて芸術性の高い舞台を展開。これまで世界6大陸450都市以上で2億人以上もの人々を魅了してきました。
日本国内では、1992年『ファシナシオン』を皮切りに13作品を公演&1400万人以上もの人々が来場。かくいう私もシルク・ドゥ・ソレイユの舞台を鑑賞したことがあるのですが、あの迫力&熱狂を再び味わえるなんて、胸がいっぱいです~~~!
待望の来日公演が行われるのは来年2023年2月。上演演目については、後日改めて発表されます。
【再生までの道のり】
パンデミックの影響が世界各地へと広がる中、 2020年3月には、一時的に公演をクローズせざるを得ない状況に陥ったシルク・ドゥ・ソレイユ。その数週間後には95%の社員を解雇するという、過去に前例のない難しい決断をしています。
代表取締役兼CEOを務めるステファン社長のインタビューによると、休み期間中には、残されたメンバーがキャスト&クルーに「シルク・ドゥ・ソレイユは必ず復活する」とメッセージを送り続けたとのこと。キャストたちも、それぞれ自主的にトレーニングを続け体調を維持し、大多数の社員も復帰した結果、見事に再生!
現在はラスベガスでの常設ショーをはじめ、日本でもおなじみのショー「コルテオ」「オーヴォ」「キュリオス」などの公演も次々再開しています。これからの活動に目が離せませんね♪
参照元:シルク・ドゥ・ソレイユ、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:Photos courtesy of Cirque du Soleil
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