のんびり屋で食いしんぼう、はちみつが大好きなくまのぬいぐるみ「くまのプーさん」。

100エーカーの森にある大きな木の家に暮らしながら、クリストファー・ロビンや森の仲間たちと仲よく遊んでいたはずなのに……いつのまにやら野生化して殺人マシーンになっちゃった!?

なんと2023年冬、くまのプーさんを題材にしたホラー映画が公開されるというのです。

幼い子どもたちのトラウマになりそうな、その内容とは……?

【タイトルも予告も不穏すぎる】

前代未聞のホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey(くまのプーさん:血とはちみつ)』。

YouTubeに公開された予告映像の冒頭には、大人になったクリストファー・ロビンとその婚約者・メアリーが登場。

結婚を間近に控えたカップルを映しているにもかかわらず、画面全体が暗いせいか、そこはかとなく不穏な空気が漂っています

【イ、イーヨーだよね…?】

そしてその不安は、わずか数秒後に的中するのです。

愛する人を紹介したいがあまり、プーさん、ピグレット、イーヨーを一生懸命探すクリストファー・ロビン。そんな最中、メアリーが「イーヨー 安らかに眠れ」と書かれた墓標(なにがあったの)を発見してしまったから、さあ大変!

なんとプーさんとピグレットは、大学進学をきっかけにクリストファー・ロビンに見捨てられた結果、どう猛な殺人マシーンへとなり果ててしまったのです。

【大暴れにもほどがある】

理性を失ってしまった(?)プーさんとピグレットは、次々と人を襲い大暴れします。

暗闇から突然現れてメアリーの髪の毛をわしづかみにし、クリストファー・ロビンを追い詰めて、なぜか近隣の家を訪れた女性たちまで手にかけてゆく……。

あの可愛かったプーさんとピグレットが殺人を犯すだなんて、誰がこんな未来を想像できたでしょうか。

クリストファー・ロビンと会えなくなって、こんなふうに変わってしまったの……? プーさんもピグレットも闇が深すぎるよおぉぉぉ!!!!!

【王道だけど王道じゃない】

昨年2022年の夏頃からSNSを中心に話題になっていた本作。A・A・ミルンによる原作小説『くまのプーさん』の著作権が2022年1月に切れたことで実現したといいます。

予告映像には、「まず最初にセクシーな美女が襲われる」といった “B級ホラーあるある” もふんだんに盛り込まれていて、これぞホラーの王道という感じ。

しかしながら、襲う側がプーさんとピグレットですので、王道を超えた衝撃作であることは間違いありません。

本作は2023年1月26日に全米公開予定。日本で公開されるかは未定ですが、もし実現したら、ちょびっとだけ観てみたいような気もします……!

参照元:YouTubeIMDb
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼予告映像はこちら(全編英語です)