史上最も人気の高い児童書のひとつとして、世界中で愛されてきた『くまのプーさん』。

初の実写映画『プーと大人になった僕』が、今夜2023年3月31日夜9時より日本テレビ系『金曜ロードショー』で本編ノーカット&地上波初放送されます。

本作における最大の見どころは、実写化された100エーカーの森の仲間たち&プーさんによる名言の数々。仕事や家事に追われている大人たちにこそ、ぜひ観てほしい〜!

【あらすじ】

想像力豊かなクリストファー・ロビン少年は、100エーカーの森に暮らすプーさんやその仲間たちと、毎日楽しく過ごしていました。ある日、寄宿学校へ入るため、森を離れることに……。

大人へと成長していくなか、父との死別や戦争という苦難を乗り越えて、最愛の女性・イヴリンとのあいだに1人娘・マデリンを授かるのです。家族を支えるため、懸命に働くクリストファー・ロビン。しかし皮肉なことに、仕事に追われるせいで、家族と距離ができてしまいます。

仕事と家庭のはざまで苦しむクリストファー・ロビンの目の前に現れたのは、かつての親友・プーさんでした。

【動物たちが可愛すぎる!!!!!】

本作には、プーさんをはじめ、100エーカーの森の仲間たちが登場します。

いつもおなかがグーグー鳴っている、心優しきのんびり屋のプーさん。そんなプーさんのことが大好きな、コブタのピグレット。ちょっぴり悲観的でマイペースな、ロバのイーヨー。ジャンプが得意でいつも明るいトラのティガー。

働き者のうさぎのラビットや物知りなフクロウのオウル、カンガルーの親子カンガ・ルーも出てきます。

この仲間たちが本当に可愛くて可愛くて、動いてしゃべっているだけで、狂おしいほど愛おしい! あまりの可愛さに、1週間分の疲れやストレスが吹っ飛ぶわ……!

【名言が心を打ちます】

そして、本作を語る上で欠かせないのがプーさんの名言です。

大人になって社会に出ると、日々のアレコレに忙殺されて、いつの間にか大切なことを見失いがちになるもの。クリストファー・ロビンも例外ではなく、そんな彼にプーさんは「 “何もしない” は最高の何かに繋がるんだ」と語りかけます。

焦っているときこそ、立ち止まる。ついつい忘れがちだけど、とっても大切なことですよね! そのほかにも、

「行ったことのないところへ進まなきゃ、ある場所に戻るんじゃなくて」
「僕は、僕でいちゃいけないの?」
「君は壊れてないよ、ちょっとしわになってるけど」

など、胸に刺さるセリフが次々出てきます。

1週間の締めくくりとなる金曜の夜、少しのあいだ立ち止まって、プーさんの言葉に耳を傾けるのもいいかもしれません。

参照元:日本テレビ(1)(2)(3)Twitter @kinro_ntv
執筆:田端あんじ (c)Pouch